コピー機のカウンター料金の相場!?カウンター料金にバラつきがあるのは何故?

仕事をするうえでコピー機(複合機)は必要不可欠な事務機器になります。

コピー機(複合機)は様々なメーカーが競い合い、
インクジェットタイプ、レーザータイプ、複合機能、単機能、卓上型、自立型など機種を選定するのも選ぶ項目がたくさん存在します。

また、メーカーや機種もたくさんありますが、導入するにあたりリース契約、買取り、レンタル契約の大きく分けて3つの契約形態があります。

⇒コピー機導入時の悩み!リース契約とレンタル契約はどっちがお得? 

 

平成21年度に行われた「環境省におけるOA機器実態調査結果」によると、企業が導入しているコピー機のおよそ90%以上がリース契約をしているデータがでました。

今回は一般的な大型コピー機のリース契約に絞ってお話しさせていただきます。

リース契約とは大まかにコピー機(複合機)をリース会社から5~7年の契約期間で借りて利用する事を差します。

リース契約以外にコピー機(複合機)の保守契約を結ぶ必要があります。

保守契約は一般的に導入したコピー機メーカーと契約する事になり、コピー機にトラブルが生じた際はコピー機メーカーに連絡をし、保守・メンテナンスを行ってもらいます。

保守契約の種類もいくつかありますが、今回はその中で一番多い【カウンター保守契約】について解説します。

⇒コピー機(複合機)導入時の保守契約の内容を把握していますか?3つの保守契約を解説

 

カウンター料金は何となく理解している方はいるかと思いますが、カウント料金にバラつきがあるのはご存知でしょうか?

カウンター契約ってそもそもどういう仕組みなの?

カウンター料金の相場は?

今、利用しているコピー機のカウンター料金って適正?

上記のように考えた事がある方も多くいらっしゃると思います。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は「カウンター料金の相場」と「カウンター料金にバラつきがあるのは何故?」というお題に対して解説したいと思います。

カウンター保守契約に対して少しでも理解を深めて、活かしてもらえればと思います。

 

コピー機のカウンター契約とは?

まずは保守契約のカウンター契約の解説をさせていただきます。

冒頭でお伝えした通り、カウンター契約は最もポピュラーな保守契約になり、それに対してカウンター料金が発生いたします。

カウンター料金とはコピー機(複合機)で印刷した際に枚数がカウントされ、その枚数に応じて課金される料金のことです。

カウンター料金はモノクロ印刷とカラー印刷の2種類に分類され、それぞれ料金が異なります。
(モノカラーなど2色使いの印刷で料金が設定される事もあります。)

また、カウンター料金とは別に最低基本料が設定されており、1枚も印刷しなくても最低基本料の支払いが発生いたします。

カウンター契約とは、カウンター料金を支払うことで修理・メンテナンス(部品交換やトナー交換など)が無償提供となる契約になります。

コピー機(複合機)を利用していくにあたり、故障やトラブルは付き物です。

カウンター契約を締結していれば、無償対応してくれるのは嬉しい限りです。

また、消耗品であるトナーカートリッジも無償になるので人気な理由が分かりますね。

下記の記事ではカウンター料金に関してさらに細かく記載してるので気になる方は見てみてください。

⇒コピー機のカウンター料金の仕組みとは?メリットとデメリットを解説

 

 

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何でカウンター契約が多いの?

コピー機(複合機)の保守契約は「カウンター契約」「キット契約」「スポット契約」といくつかありますが、その中で何故、カウンター契約が多いのでしょうか?

カウンター契約が多い理由に関して深堀したいと思います。

カウンター契約のメリットの一つに、ランニングコストの見通しが楽、という点があります。

コピー機(複合機)は長期で使用する事務機器になります。

長く使っていれば、定期的にメンテナンスや修理も必要ですし、多く印刷する企業ならトナー交換も高頻度で必要となります。

カウンター契約を結んでいれば、修理時の交換部品や訪問費、トナー購入料金などの突発的な追加料金が発生しません。

予め設定されているカウンター料金を毎月支払っていれば、保守・メンテナンス、消耗品の追加料金が発生しないのでランニングコストの概算ができるので人気となっております。

⇒業務用コピー機(複合機)の保守料金とは何ですか?保守サービスについても解説

 

カウンター料金の相場は?

ここで気になってくるのはカウンター料金の相場だと思います。

カウンター契約は一枚印刷するごとに発生するカウンター料金と最低基本料で設定されております。

カウンター料金はメーカーによって相場が異なります。

私はコピー機メーカー様とやりとりさせていただいており、独断と偏見ではありますが、解説させていただきます。


■富士フィルムビジネスイノベーション、キャノン、リコー
比較的高い
カウンター料金相場:モノクロ1.2円、カラー12円、最低基本料金2,250円

■シャープ、コニカミノルタ、東芝
普通
カウンター料金相場:モノクロ1.0円、カラー10円、最低基本料金2,000円

■京セラ
比較的安い

カウンター料金相場:モノクロ0.7円、カラー7.0円、最低基本料金2,000円


上記の金額はあくまで参考程度に見て頂ければと思います。

ここ最近の傾向では上記に述べた金額よりカンター料金がちょっと高くなってきた感じもあります。(2020年10月時点)

 

 

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カウンター料金にバラつきがあるのは何故?

ここからが今回の本題でもある「カウンター料金にバラつきがあるのは何故?」に対してご説明させていただきます。

メーカーごとのカウンター料金の相場はお伝えさせていただきましたが、これはあくまで相場の数値であり、何故カウンター料金にバラつきがあるのでしょうか?

まず、カウンター料金はコピー機(複合機)を導入する企業の何を指標として一枚当たりの金額がでるのかご存知でしょうか?

それは、、、

  • 月間印刷枚数(モノクロ・カラー)
  • 設置エリア

大きく分けて上記2つの項目でカウンター料金が確定します。

この項目をメーカーに伝えてカウンター料金の交渉をするイメージになります。

コピー機(複合機)を保守・メンテナンスするメーカーや保守会社などはこのカウンター料金が利益になります。

保守・メンテナンスする際に発生する、訪問費やトナーカートリッジなどの消耗品、修理に必要なメンテナンス品をカウンター料金から賄わないといけなくなります。

なので、カウンター契約は保守会社からすればカウンター料金が高ければ高いほど利益がでる仕組みとなります。

カウンター料金の相場価格を知らない人に対して高いカウンター料金で契約する事もあります。

カウンター料金は交渉しなければ安くなる事もありません。

そこでこの2つの項目を理解する必要があります。

次の章ではこの【月間印刷枚数】【設置エリア】に関して解説させていただきます。

⇒コピー機(リース)を安く導入する裏技!?

 

月間印刷枚数(モノクロ・カラー)に関して

カウンター料金が決まるうえで一番重要な項目が月間印刷枚数(モノクロ・カラー)になります。

月間印刷枚数と聞かれても、現状コピー機を利用している方でも印刷枚数(モノクロ・カラー)を毎月確認している人は少ないと思います。

また、これからビジネスを開始される方などもどれくらい印刷するのか分からないと思います。

この月間印刷枚数(モノクロ・カラー)はエビデンスを出す必要もないのであくまで目安枚数で問題ないです。

単純にお伝えすると月間印刷枚数が多ければ多いほどカウンター料金は下がります。

印刷枚数が多ければカウンター料金が積みあがりますのでその分、一枚当たりの単価や最低基本料金の交渉がしやすくなります。

 

ただ、注意点としてあまりにも印刷枚数が多いとコピー機(複合機)は印刷速度が速い機種の提案となります。

コピー機(複合機)印刷速度に応じて本体価格が100万円程度、変わるのでリース料金が高くなってしまいます。

また、カウンター料金が下がる代わりに最低基本料金の金額が上がります。

最低基本料金は一枚も印刷しなくても毎月、設定された料金の支払いが必要となります。

最低基本料金分のカウンター料金の支払いの場合は最低基本料金は上乗せされないでカウンター料金の金額のみの支払いとなります。

なので、設定された最低基本料金分のカウンター料金を支払う見込みがあるか確認するようにしましょう。

間違いなく言える事は月間印刷枚数はあくまで目安枚数でいいですが、過度な枚数を伝えるのは控えましょう。

⇒コピー機で月間印刷枚数を聞かれるのは何故?

 

 

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コピー機の設置エリアに関して

続いて、重要になるポイントはコピー機(複合機)の設置住所になります。

保守・メンテナンスするメーカーや保守会社の拠点からコピー機を導入する場所がどれぐらい離れているのか確認する必要があります。

都心部は会社が集中しており、コピー機(複合機)の設置台数も多いため、カウンター料金は安くなります。

逆に都心部から離れている場合は保守拠点から距離があるため、カウンター料金が高くなってしまいます。

カウンター契約はカウンター料金を支払う代わりに訪問費やトナーカートリッジなどの消耗品、修理に必要なメンテナンス品を無償で提供されるので、保守拠点から設置場所が離れていると移動費が余分に掛かるのでカウンター料金が相場よりも高くなってしまいます。

都心部から設置場所が離れている場合は、人気のコピー機メーカーから選定する事をお勧めします。

人気のコピー機メーカーは出荷台数が多い分、全国に保守拠点を構えております。

日本の業務用の大型コピー機(複合機)導入シェアの70%以上を占める富士フィルムビジネスイノベーションやリコー、キャノンは他のメーカーよりも保守拠点が多く構えているので検討してみるのもいいでしょう。

⇒業務用コピー機(複合機)メーカー別シェアランキング~2022年版~

 

カウンター料金を下げる㊙テクニック

カウンター料金の交渉材料で月間印刷枚数(モノクロ・カラー)と設置エリアがありましたが、ここからカウンター料金を少しでも下げる㊙テクニックをご紹介させていただきます。

それは相見積もりを取る事です。

この相見積もりがとても重要なポイントとなります。

相見積もりとは具体的にいろんなメーカーから見積もりをもらう事です。

メーカーではなく販売代理店から見積りをもらう場合は、いろんな販売店代理店から見積を取得してください。

コピー機(複合機)メーカーはもちろん出荷台数を伸ばしたいので、他社メーカーの見積を提示する事によって、その見積書のカウンター料金より安くしてくれる場合があります。

少し面倒かもしれませんが、相見積もりをやる事をお勧めします。

 

カウンター料金はコピー機メーカーに頑張ってもらう項目ですが、コピー機(複合機)の本体価格は販売代理店が提示いたします。

メーカー卸価格の上乗せ分が販売代理店の利益となります。

販売代理店としては出来る限り利益を確保したいので知識や相場観がない人に対して高く売りつける可能性があります。

なので、いろいろな販売代理店に相談してコピー機(複合機)の本体価格も見比べみるようにしましょう。

本体価格は特に交渉すれば値下げしてくれる可能性は高いです。

⇒大型の業務用コピー機(複合機)を激安で利用する裏技!!一都三県地域限定

 

 

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まとめ

コピー機(複合機)のカウンター料金の相場とカウンター料金にバラつきがあるのは何故かを解説させていただきました。

少しでも参考になりましたでしょうか?ポイントをまとめさせていただきます。

 

■ポイント

月間印刷枚数(モノクロ・カラー)を算出

設置エリアの確認

相見積もり

 

業務用の大型コピー機(複合機)は高額な商品になり、長く利用する事務機器にます。

最適な機種を少しでも安く導入するために面倒かもしれませんが、相見積もりを取る事をお勧めします。

相見積もりをして、交渉すれば値引きしてくれる可能性もあります。

コピー機(複合機)の導入を考えている人や入替えを検討している方はこの上記のポイントを実践していただければと思います。

 

補足

大型コピー機レンタル【ゼロコピ】はその名の通りレンタルサービスがメインになりますが、リース契約もご案内させていただいております。

今回の記事でいろいろご説明させていただきましたが、メーカーへの交渉はコピー機プロの【ゼロコピ】で行います。

できるだけ安くコピー機を導入できるようにお手伝いさせていただきます。

コピー機(複合機)の導入を検討されている方は是非、お問合せください。

下記、記事も是非、参考にしてみてください!!

⇒なぜ高い?コピー機業界の現状とゼロコピサービスに懸ける想い

 

 

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