中古コピー機(複合機)を使っても大丈夫!?メリットとデメリットを解説

仕事をするうえでコピー機(複合機)は必要不可欠な事務機器です。

そんな中、大型の業務用コピー機(複合機)は購入すると高価なものです。

大型の業務用コピー機(複合機)はを100万円以上するので、一括購入ではなく8割以上の企業ではリース契約で機器を導入します。

コピー機(複合機)は精密機械になり、何年も仕事に使い続ける事務機器なので、ある程度高価なのは仕方がありません。

とは言っても、できることなら少しでも費用を抑えたい方が大半かと思います。

そんなときには中古コピー機(複合機)の導入を検討することもあるかもしれません。

しかし、中古コピー機(複合機)を購入した場合、安心して仕事に使用することができるのでしょうか?

また、中古コピー機は本当に新品購入やリース契約よりも費用を安く抑えることができるのでしょうか?

この記事では中古コピー機(複合機)を導入について深堀したいと思います。

また、中古コピー機(複合機)を導入のメリット・デメリットについてもご紹介させて頂きます。

これからコピー機(複合機)の導入を検討している方は是非、参考にしてみてください。

⇒中古のコピー機(複合機)はコスパが良い?リース契約やレンタル契約と比較してみました

 

業務用コピー機(複合機)の3つの導入方法

中古コピー機の解説の前に、まずは業務用コピー機(複合機)の導入方法に関して理解しておきましょう。

大型の業務用コピー機(複合機)を導入する為には大きく分けて、リース契約・買取り・レンタル契約の3つの方法があります。

それぞれの導入方法に関して解説させていただきます。

 

コピー機のリース契約

冒頭でお伝えした通り、8割以上の企業では新品の業務用コピー機(複合機)をリース契約で導入しております。

リース契約は簡単にお伝えすると、契約するリース会社が導入するコピー機を購入し、そのコピー機を長期間借りて利用する契約となります。

導入する企業はリース会社からコピー機を借りるので毎月一定の金額(リース料)をリース会社に支払いを行います。

その為、コピー機(複合機)の所有権はリース会社になり、毎月支払いをするリース料は経費計上が可能になります。

業務用コピー機(複合機)のリース契約では、5~7年間で契約する事が可能です。

業務用コピー機(複合機)の法定耐用年数が5年間と設定されているので、5年間(60ヶ月)でリース契約を締結するケースが多いです。

リース契約に関して、さらに詳しく知りたい方は下記のコラムを参考にしてみてください。

⇒コピー機(複合機)をリース契約した場合のメリットとデメリット

 

コピー機の買取り

業務用コピー機(複合機)の導入はリース契約が一般的ではありますが、「コピー機の買取りは駄目なの?」「なんでリース契約が多いの?」と疑問にお持ちの方も多いのではないでしょうか?

業務用コピー機(複合機)は高額な商品で100円以上するので、買取りとなると初期費用が多額になってしまいます。

また、コピー機(複合機)の所有権は購入者になるので、購入金額によって会計処理方法が変わります。

最大のメリットとしては、総額費用が安いという事です。

リース契約をした場合はリース料の中にリース会社の取り分のリース料率(手数料)が含まれております。

なので、リース契約をして支払っていく場合と、買取りで導入した場合では「総額費用」が変わります。

業務用コピー機(複合機)の買取りに関しては下記のコラムを参考にしてみてください。

⇒コピー機の導入は、なぜリース契約??リース契約と買取りはどっちが良い?

 

コピー機のレンタル契約

業務用コピー機(複合機)の導入には「レンタル契約」という選択肢もあります。

業務用コピー機(複合機)のレンタル契約は珍しい導入方法になり、参入している業者も少ないのが現状です。

リース契約は5~7年の契約期間とお伝えしましたが、レンタル契約の場合は連帯保証を付けることなく、短期の利用ができる事がメリットです。

また、個人名義で導入する事ができ、途中解約する事も可能になるので、気軽に業務用コピー機(複合機)を導入する事が可能です。

デメリットとしては、レンタル業者指定の機種になるのでコピー機を選ぶ事が基本的にはできません。

また、業務用コピー機(複合機)のレンタル契約はレンタル料金もそうですが、保守料金も高くなる傾向にあります。

⇒リース契約が当たり前!?コピー機のレンタル契約のメリットとデメリットを解説

 

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中古コピー機(複合機)を購入する場合の費用

 

業務用コピー機(複合機)の3つの導入方法の違いを理解していただいた上で、続いてが中古コピー機の購入に関して解説させていただきます。

中古コピー機(複合機)は、型落ちの安価のものだと本体価格が10万円未満の機器もあります。

中古市場で人気のスタンダードな機能を持つモデルでも10~20万円程度、やや新しいモデルでも20~30万円程度で購入することができます。

最新のコピー機(複合機)を新品で購入する場合には、機種によっては100万円を超えることもあるので、本体価格だけを見ると中古品はとても安く購入できることになります。

コピー機(複合機)のリース契約は新品のコピー機の契約になるので、中古コピー機の導入は原則として一括購入することになり、導入時の初期費用として、まとまったお金が必要になります。

また、本体購入費用のほかにも、メンテナンス・保守費用や設置費用などもかかることがありますので、本体価格以外の費用についてもよく確認してから購入しましょう。

業務用コピー機(複合機)のメンテナンス・保守費用はリース契約で導入した場合でも、保守会社と保守契約を締結するので、気になる方は下記のコラムでおさらいしておきましょう。

⇒コピー機(複合機)導入時の保守契約の内容を把握していますか?3つの保守契約を解説

 

中古コピー機(複合機)を購入した場合の経費計上は?

業務用コピー機(複合機)をリース契約した場合は、「毎月支払いをするリース料は経費計上ができる」とお伝えさせていただきました。

中古コピー機

を購入する場合、経費として処理ができるのか不安になる方も多いのではないでしょうか?

コピー機(複合機)を購入した場合は購入金額によって経費計上の勘定科目が変わります。

変更がある金額はズバリ10万円です。

コピー機(複合機)の買取り価格が10万円以上の場合は、勘定科目が〈工具器具備品〉となります。

あまり聞きなれた勘定科目ではないかもしれませんが、コピー機(複合機)料買取り価格が10万円以上の場合は、購入時に費用計上ができません!

会社の資産として減価償却をしながら、5年かけて計上する流れとなります。

また、コピー機(複合機)の購入価格が10万未満の場合は、勘定科目が〈消耗品費〉となります。

税法上では複合機、コピー機の購入価格が10万円未満の場合は少額減価償却資産として損金処理ができます。

そのため〈消耗品費〉として一括で購入時に費用計上ができます。

コピー機(複合機)の価格も考慮したうえで、購入するか検討してみましょう。

コピー機(複合機)は導入方法によって処理方法が変わってきます。

下記の記事では、より詳しく経費に関して解説しているので参考までにご確認ください。

⇒コピー機は経費計上できるのか?導入方法による経費の勘定科目と仕訳方法をご紹介

 

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中古コピー機(複合機)の購入には当たりはずれがある!?

中古市場で人気のスタンダードな機能を持つモデルでも10~20万円程度、やや新しいモデルでも20~30万円程度で購入することができるとお伝えさせていただきました。

中古コピー機(複合機)は購入先や機器によっては当たりはずれがあります

具体的にどういう事かというと、中古コピー機業者は使い古したコピー機を引き取り、清掃や部品交換をして問題なく使用できる状態にしてから販売を行います。

要はコピー機(複合機)の販売を目的としているので、中古コピー機業者によってはコピー機外部、内部の清掃などをしていない業者もあります。

なので、コピー機(複合機)を購入して最初の印刷から品質が悪いって事もあります。

また、内部クリーニングをしていても、配送による振動などの影響で、コピー機(複合機)が到着してから品質不良になってしまうって事もあります。

中古コピー機(複合機)を購入する際は購入先の選定を慎重に行う必要があります。

保証はあるのか?販売実績があるのか?口コミなどどうなのか?など予め調べる事をおすすめします。

また、コピー機(複合機)は様々な機能が備わっています。

コピー機(複合機)が到着してから、まずは印刷に問題ないか?搭載されている機能が問題なく使用できるのか?などの動作チェックを必ずしましょう。

⇒業務用コピー機(複合機)の耐用年数にとは?新品と中古コピー機について

 

中古コピー機(複合機)購入のメリット・デメリット

中古コピー機(複合機)にはメリットもデメリットもあるため、すべての人に中古購入をおすすめすることはできません。

メリットやデメリットをご確認のうえ、ご自身の用途や目的に合っていると判断できる方には、とても良い買い物といえるでしょう。

中古コピー機(複合機)を導入する場合のメリット・デメリットを、それぞれご紹介します。

 

中古コピー機(複合機)購入のメリット

①価格の安さ

中古コピー機(複合機)購入の最大のメリットは本体価格です。

一般的なオフィス向けコピー機・複合機は、新品で購入する場合は100万円程度の価格帯が中心になります。

中古市場の相場は10万円~30万円程度になります。

⇒中古コピー機(複合機)のおすすめメーカー!購入時の注意点も紹介

 

②手軽に導入できる

リース契約でコピー機(複合機)を導入する場合には「リース審査」が必要で、連帯保証人を付ける必要があります。

リース契約は法人のみとなり、審査が落ちてしまった場合はコピー機(複合機)導入ができません。

中古コピー機(複合機)を購入する場合は、コピー機を普通の買い物と同様になるので特別な手続きは必要ありません。

もちろん個人の方でも購入は可能になります。

⇒業務用の大型コピー機(複合機)のリース審査基準とは?審査通過率をあげる方法!

 

③一括購入で経費として処理できる

コピー機(複合機)を一括で購入した場合は総額10万円未満の機器は支払いを経費として処理する事ができます。

10万円未満の中古品を購入する場合には会計上の恩恵も受けられますし、経費処理することができれば減価償却の手間も省けます。

また、償却資産税の支払いも不要になるので、税務上でもメリットがあります。

⇒コピー機の法定耐用年数と減価償却について解説!経費計上はできるのか?

 

④所有権がある

当たり前の事ですが、コピー機(複合機)を購入するので所有権は購入者になります。

なので、使用しなくなった場合は譲る事もできるし、メルカリなどのフリマサイトで販売する事も可能です。

 

中古コピー機(複合機)購入のデメリット

①初期費用が必要

メリットのある「一括償却資産」として処理するためには、本体購入の費用を一括で支払う必要があります。

この場合、月々の支払いはありませんが、導入時に10万円~30万円程度のまとまったお金を準備する必要があります。

 

②保守料金がやや高い

中古コピー機(複合機)の場合は保守契約は任意ですが、新品に比べて故障や部品交換が必要になる可能性は高くなります。

新品よりも故障のリスクが高いため、保守料金も新品より高く設定される事が多いです。

保守契約を結ばない場合は、故障した際にまったく使えなくなってしまうリスクがあるので、保守契約は結んでおいたほうが良いでしょう。

カウンター保守契約で印刷枚数が少ないのなら、一枚あたりの保守料金がやや割高になっても影響はごく小さいでしょう。

逆に、印刷枚数が多い場合には、月々のカウンター料金が高額になり、本体料金は安くてもランニングコストが高くなってしまいます。

⇒業務用コピー機(複合機)の保守料金とは何ですか?保守サービスについても解説

 

③機器の状態・品質が一定でない

コピー機(複合機)の中古品に限ったことではありませんが、中古品は状態が良いものも悪いものもあります。

また、機械の場合は見た目が綺麗でも実際に使ってみないと品質がわからない部分もあります。

中古品を販売する業者も動作確認やチェックを行いますが、その機器が今後どれくらい使用できるのかを判断するのは困難です。

保証期間や保証枚数を設定している業者もありますが、それほど長期ではなく、中古品の機器選びは自己責任になります。

使用年数や製造年月日、カウンター枚数や部品の消耗度合いをよく確認しましょう。

 

④パーツが入手できなくなる可能性がある

コピー機(複合機)のパーツは、販売終了から7年~10年程度で部品の製造・供給が終了してしまいます。

あまりに古いモデルは故障したら修理できない場合がありますし、型落ちの機器は現行のモデルよりも早く修理できなくなります。

購入前に販売終了時期を確認すると良いでしょう。

⇒家庭用コピー機の寿命はどのくらい?コピー機を長持ちさせる上手な使い方

 

中古のコピー機(複合機)の保守はどうなるの?

コピー機(複合機)は精密機械になり、利用していくと故障は付き物です。

中古コピー機となると、新品商品に比べて勿論、故障頻度は上がります。

業務用コピー機(複合機)は新品・中古に限らず、メンテナンス・保守が重要になります。

リース契約の場合は基本的に導入するコピー機メーカーと保守契約を締結する流れとなります。

中古コピー機の購入の場合は購入先によっては保守契約を結ぶ事も可能です。

メルカリなどのフリマサイトで購入する場合は保守契約の締結はありませんが、中古コピー機(複合機)を専門的に扱っている業者などでは、任意で保守契約を締結する事ができます。

この場合の保守契約は導入したコピー機メーカーではなく、中古コピー機(複合機)を販売している会社と保守契約を結ぶ事になります。

保守契約はリース契約、買取りの場合でも「カウンター保守契約」になる事が多いです。

カウンター保守契約では中古コピー機(複合機)の場合の方が高くなる傾向にあるので、保守契約の内容を必ず確認するようにしましょう。

⇒コピー機のカウンター料金の相場!?カウンター料金にバラつきがあるのは何故?

 

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中古コピー機のレンタル契約とは?

まだまだ、サービスを行っている業者は少ないですが、業務用コピー機(複合機)をレンタル契約で導入する選択肢があります。

流動的で先の見通ししにくいご時世の中、コピー機(複合機)を5~7年のリース契約をするのにはリスクを感じる方も多いのではないでしょうか?

また、中古コピー機買取りで経費計上が出来なかったり、保守に不安もつ方も多くいると思います。

その点、レンタル契約の場合は短期間での利用が可能で、保守対応も行ってくれます。

また、レンタル契約の場合もリース契約同様にレンタル料金は経費計上をする事が可能です。

レンタル契約は個人利用が可能で事前に審査を受ける必要がないので、仮にリース審査が落ちてしまった場合などはレンタル契約を検討してみても良いかと思います。

コピー機(複合機)のレンタルサービスは、サービスを行っている業者で契約内容が変わるので、気になる方は「コピー機 レンタル」などでWEB検索して調べてみましょう。

⇒今の時代だからこそ!!コピー機(複合機)を新規導入するならレンタル契約がおすすめ!

 

まとめ

中古コピー機(複合機)を購入する費用や、メリット・デメリットをご紹介させていただきました。

本体を安く購入したくて、印刷枚数が少ないという場合には、中古のコピー機(複合機)は良い選択といえるでしょう。

ただし、経費計上やコピー機の状態など、デメリットも多くありますので、よく考え、よく確認してから購入しましょう。

今回の記事で少しでも参考になれば幸いです。

 

補足

コピー機 リース代 カウンター代

大型コピー機レンタル「ゼロコピ」では、名前の通りコピー機(複合機)のレンタルサービスを行っています。

ゼロコピでは月額2,980円からご案内しております。

また、ゼロコピサービスではお客様にあわせた4つのプランを提供しております。

コピー機は中古になりますが、弊社がすべて保守・メンテナンスをさせていただいております。

保守・メンテナンスは無料です!!

なので、弊社としてもすぐに壊れるコピー機を納品するわけにはいきません。

価格の安さだけではなく、保守・メンテナンスに特に力をいれております。

迅速にメンテナンス対応ができるようにサービスエリアに制限させていただいています。

現在では一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)大阪府全域、一部関西エリア限定でゼロコピサービスを行っております。

大型の業務用コピー機(複合機)の導入を検討している方は是非、お問合せください。

 

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