業務用コピー機(複合機)リース料金の相場金額はどれくらい?自分に見合ったコピー機選び

大型の業務用コピー機(複合機)を導入するにあたって、多くの企業がリース契約を利用しています。

しかしそのリース料金の相場は意外と知られておらず、これからコピー機(複合機)の導入を検討している方の中には

「どれくらいを目安にすれば良いの?」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで当記事ではコピー機のリース料金の相場を徹底解説!!

相場金額をいくつかの価格帯に分け、その価格帯で利用できるコピー機(複合機)の性能までご説明させていただきます。

これから大型の業務用コピー機(複合機)の導入を検討している方や、入れ替えを考えている方は是非、参考にしてみてください。

 

そもそもコピー機のリース契約とは?

まず始めに、大型の業務用コピー機(複合機)の契約方法のひとつ、リース契約を解説させていただきます。

コピー機(複合機)の導入は7割以上の企業がリース契約を締結しております。

リース契約とはリース会社と契約し物件(複合機)に対して分割で支払う方法になります。

この際、コピー機(複合機)の所有権はリース会社になるので、契約期間が満了した場合はリース会社にコピー機を返却する必要があります。

コピー機(複合機)をリース払いにしたい場合、まずはリース会社による審査を受けなければなりません。

審査を受けるにあたってまず必要なのが販売代理店から複合機の見積書をもらう(総額が決まる)必要があります。

総額が決定しないとリースの料金がいくらになるか決めることができません。

また、リースによる支払いを何年払いにするか決める必要があります。

一般的にコピー機(複合機)は5年か6年でリース契約することが多いです。

リース会社によっては7年で契約できる会社もあります。

見積もりの準備、何年払いにするか決めたところで次は与信(審査)を受けます。

審査が問題なく可決したら、コピー機(複合機)の利用ができるようになます。

⇒コピー機のリース契約とは何か?わかりやすく解説します

 

コピー機(複合機)の利用はリース契約だけではなく、保守契約も必要になります。

保守契約は基本的に導入するコピー機メーカーと締結する必要があります。

保守契約もいくつか種類があります。

さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご確認ください。

⇒コピー機(複合機)導入時の保守契約の内容を把握していますか?3つの保守契約を解説

 

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コピー機のリース料金相場は主に3つに分かれる

リース契約の内容は理解いただけまいたでしょうか?

ここからが本題です。

大型の業務用コピー機(複合機)のリース料金についてご理解いただきたいのは「性能などによってリース料金相場は主に3つに分かれる」ということです。

その相場は価格順に「5000円未満」「10,000円〜15,000円」「20,000円」の3つに分かれます。

以下にそれぞれの価格帯の特徴などをご紹介します。

※リース料金は5年リースで契約した場合の相場を記載させて頂いております。

 

リース料金5,000円未満(安い価格帯)

この価格帯の主な特徴

企業規模:1名〜5名程度

性能レベル:必要最低限の機能のみ、A4用紙まで印刷可能

印刷速度:20枚/分

想定月間印刷枚数:月間500枚程度

 

まず最初に最も安い価格帯である一ヶ月あたりのリース料金が5,000円未満の場合について解説いたします。

この価格帯で利用できるコピー機(複合機)は自立型のコピー機ではなく、机の上などに設置するA4用紙サイズ印刷までの卓上型のコピー機になります。

プリントアウトやコピー、スキャンなどの最低限の機能が搭載されたものです。

また月間で印刷できる枚数も500枚程度となっており、社員数が10名以上となる場合には限度を超えてしまう可能性が高いでしょう。

そのため、企業規模が1名〜5名程度の小規模な企業や個人事業主に適した価格帯と言えます。

⇒コピー機(複合機)のサイズはどれを選ぶのがおすすめ?事業規模に適したコピー機選びをご紹介

 

リース料金10,000円~15,000円未満(標準的な価格帯)

この価格帯の主な特徴

企業規模:3名〜15名程度

性能レベル:標準機能搭載、A3用紙まで印刷可能

印刷速度:20~35枚/分

想定月間印刷枚数:月間1,000枚〜3,000枚程度

 

次に標準的な価格帯である一ヶ月あたりのリース料金が10,000円〜15,000円の場合について解説いたします。

この価格帯で利用できる大型の業務用コピー機(複合機)は自動的に原稿を送る機能を指すADF搭載されているなど、オフィス用コピー機として標準レベルとされるものです。

⇒コピー機の便利機能ADF(自動原稿送り装置)でできること!!気を付けるべき注意点

また、月間で印刷できる想定枚数は1,000枚〜3,000枚程度であることから、社員数15名程度の中小企業に適した価格帯と言えるでしょう。

 

リース料金20,000円以上(高い価格帯)

この価格帯の主な特徴

企業規模:20人以上

性能レベル:高画質や高速印刷などのハイスペック、A3用紙まで印刷可能

印刷速度:35枚/分以上

想定月間印刷枚数:月間5,000枚以上

 

最後に最も高い価格帯である一ヶ月あたりのリース料金があ20,000円以上の場合について解説いたします。

この価格帯になると、高画質や高速印刷などハイスペックな性能を持った大型の業務用コピー機(複合機)を利用できるようになります。

また想定月間印刷枚数も5,000枚以上となります。

そのため、デザイン会社といったコピー機の利用頻度が多い企業や企業規模の大きい企業などはこの価格帯のコピー機(複合機)を利用することが多いでしょう。

⇒金額・用途にあわせた業務用コピー機(複合機)の選び方!選ぶ5つのポイントとは?

 

 

コピー機(複合機)のリース料金を分けるポイントとは?

上記にてコピー機(複合機)のリース料金の相場は性能などによって主に3つに分かれることをご紹介しました。

以下ではリース料金を分けるポイントとして特に重要な4つのポイントをご紹介します。

 

コピー機の印刷速度

まず最初にご紹介するポイントは「印刷速度」です。

このポイントがリース料金に最も大きく影響与えます。

同じシリーズの機種でも印刷速度によって定価が100万程度ほど異なることも珍しくありません。

当然、印刷速度が速ければ速いほどリース料金は高額となります。

⇒コピー機の適正な印刷速度をご存知ですか!?3つの印刷基準と2つの単位(ipm,ppm)

 

モノクロ印刷?カラー印刷?

次にご紹介するポイントは「カラー印刷かモノクロ印刷か」です。

コピー機(複合機)はカラー印刷可能かモノクロ印刷のみかの2つに大別され、この点もリース料金に大きく影響します。

またカラー印刷対応可能であればモノクロ印刷もできるため、カラー印刷の方がリース料金は高くなります。

⇒コピー機のモノクロ印刷とグレースケール印刷の違いとは?知って得する豆知識!

 

自立型?卓上型?

次ポイントはコピー機(複合機)が「自立型か卓上型か」です。

自立型コピー機はコンビニなどで置いてあるような給紙カセットが4段タイプのコピー機を差します。

また、卓上型コピー機は名前の通り、机の上などに置くコピー機になります。

卓上型コピー機の給紙カセットは1~2段になります。

 

オプションの有無

最後にご紹介するポイントは「オプションの有無」です。

自立型コピー機が一般的ではありますが、給紙カセットやFAXキット、自動原稿送り装置(ADF)などが標準オプションとして搭載されています。

また、オプションの中にはステープル、パンチ、中綴じなどのフィニッシャーなどもあります。

⇒コピー機(複合機)のフィニッシャーとは?適正なフィニッシャーの選び方

見積もり内容をよく確認し、印要なオプションをつけた場合でリース料金の比較を行う必要があるのです。

この作業を怠ると「リース料金の安さだけでコピー機を選んだが、実際に使い出してみると必要なオプションがつけられていなくて非常に使いづらい」といった事態に陥ってしまう可能性があります。

 

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まとめ

コピー機(複合機)のリース料金の相場について価格帯などの解説を行いました。

コピー機のリース契約は最低でも5年間利用する長期的な契約になります。

そんなリース契約が不満の残るものになるのは非常に勿体無いことですよね。

そのため、コピー機(複合機)のリース契約を利用する際は当記事でご紹介した料金相場を確認し、業者から提示されたリース内容が適切であるか判断するようにされてみてください。

当記事が現在コピー機のリースを検討されている方の参考になれば幸いです。

 

 

補足

今回はリース料金の相場を解説しましたが、業務用コピー機(複合機)を利用するにあたり保守料金というものが必ず発生いたします。

保守料金とはリース会社へ支払うのではなく、導入したメーカーや保守会社と保守契約を結び、料金を支払うサービスとなります。

保守契約はいくつか種類がありますが、一般的にカウンター保守契約になります。

今回の記事でご紹介すると長くなってしまうので「カウンター保守契約」については下記の記事をご覧ください。

⇒コピー機のカウンター料金の仕組みとは?メリットとデメリットを解説

 

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