冬に起きやすいコピー機(複合機)の結露トラブル!結露の対処方法について解説

本格的に寒くなってきた今日この頃ですが、冬場は人は風邪をひいたり、体調を崩してしまいますが、実はコピー機(複合機)も同様に故障が増える季節でもあります。

その中で最も多い事例が「結露」によるトラブルです。

結露によりコピー機トラブルで悩まされている方も多いのでしょうか?

今回の記事ではそのコピー機(複合機)の結露に関して深堀させていただきます。

現在、コピー機を利用している方や、これから導入を検討している方は是非参考にしてみてください。

 

そもそも結露とは?発生の仕組みについて

結露とは、空気中に含まれる水蒸気が物質の表面に水滴となって現れる現象です。

私たちが普段良く目にするコップの表面につく水滴や、熱いものを食べて眼鏡が曇るという状態などがありますよね。

これも結露による現象です。

では、具体的に結露が起こる仕組みを3つのポイントに分けて説明します。

 

1.水蒸気として空気中に含む水分量には限界がある

目には見えませんが、空気中には水分が水蒸気となって含まれています。

そして、その空気中に含むことのできる水蒸気の量には限界があります。

この限界量のこと「飽和水蒸気量」と言います。

まず、この原理を知っておきましょう。

ちなみに、温度計で目にする湿度の数値は、空気の「飽和水蒸気量」に対する、実際に存在する水蒸気量の割合です。

⇒「飽和水蒸気量」とは?

 

2.空気中の水蒸気量の限界は温度によって異なる

もう一つの重要なポイントは、飽和水蒸気量は、温度によって異なるということです。

温度が高いほど空気に含むことのできる水蒸気量=飽和水蒸気量は多く、温度が低いほどその量は減ります。

 

3.水蒸気量が限界に達すると水=結露になる

そして三つ目のポイントは、水蒸気量が限界に達すると、空気中にいることのできなくなった水蒸気が、目に見える液体の水になる。

これが結露の正体ですね。


こういった状態がどんな時に起こりやすいかというと、温度が高い状態から低い状態になったときです。

空気中の水蒸気量が一定の状態で温度が下がると、飽和水蒸気量が減ってしまうため、空気中に含むことができなくなった水蒸気が水滴となって現れます。

コップを例にしてご説明しましょう。

コップに冷たい飲み物を入れると表面が冷やされ、周辺の空気の温度が下がります。

そのため、コップ周辺の空気の飽和水蒸気量が減ることにより、表面に水滴がつくという訳です。

⇒寒くなるとコピー機(複合機)が故障する原因は「〇〇」だった!!

 

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コピー機(複合機)の結露トラブルとは?

まず結露が起きやすい環境について以下の例を挙げさせていただきます。

 

結露がおきやすい環境

1.ストーブの上にヤカンを置き加湿している。

2.プレハブの事務所などの外部と内部の寒暖差が大きい。(※山や浜辺など特に注意が必要です。)

3.窓際や扉の近くにコピー機を設置している。

4.雨の日や湿度が高い日。

 

結露によって起こるトラブル

・朝出社したらコピー機画面にエラー表示 /トラブルが発生する / 電源が入らない。

・コピー機のガラス面に水滴がつく

・印刷した紙に黒線が入る。黒影入る。汚れが発生するサンプル)

・印刷した紙の写りにムラがある。色が定着されていない。

・寒くなると不調になる。

・各所で紙詰まりが多発する。

・給紙トレー内の用紙が湿っている

・印刷した紙に色抜けがでている


などのトラブルが起こってしまいます。

それでは結露を未然に防ぐ方法を考えてみましょう。

⇒これは故障!?業務用コピー機(複合機)のよくあるトラブルと対処法

 

コピー機の結露を防ぐための予防策

複合機やコピー機等の精密機械は、結露だけでなく湿気によってもトラブルが非常に起こりやすくなります。

それでは具体的にコピー機(複合機)のトラブルを防ぐ5つの結露・湿気対策をご紹介します。

 

1.結露防止キットやヒーターを活用する

メーカーや機種によって異なりますが、現在販売されているほとんどのコピー機(複合機)には「結露防止キット」や「カセットヒーター」といった、結露対策に有効な機能がついています

上記のような機能を活用することで、結露を予防できるわけです。

また機種によっては、機械の内部の一部を温めることで結露を防止する「暖気モード」と呼ばれる機能が搭載されているものもあり、様々なメーカの結露対策が施されています。

ただし、これらの機能を使うには、主電源を入れっぱなしにしておかなければなりません

とはいえ、故障による出費を考えると電気代の方が安くつく可能性が高いため、冬場だけでも電源をつけっぱなしにしておくことをおすすめします。

⇒業務用コピー機(複合機)の消費電力や電気代はどれくらい?節電方法もご紹介!

 

2.窓の近くにコピー機(複合機)を置かない

先ほどご紹介した通り、部屋の中で最も結露が起こりやすいのが、窓や扉の近くです。

窓や扉の近くは部屋の中で寒暖差が大きく違う場所になります。

そのため、窓際にコピー機本体を置くことは避けましょう。

室内でもできるだけ温度や湿度が安定しているところに置くのがベスト。

たとえば、部屋の中心や、エアコンの風が当たる範囲に置くことがおすすめです。

温度変化が少ない場所にコピー機(複合機)を設置することで、結露が起こる可能性を大幅に下げられます。

 

3.乾燥剤で用紙の結露・湿気取りをする

給紙トレーにシリカゲルなどの乾燥剤を入れることも、コピー機(複合機)の結露予防におすすめです。

シリカゲルとは「乾燥剤」のことで、空間内の水分を吸収してくれる作用があります。

結露だけでなく、用紙が湿気を吸って波打ったり、排出の際に破れたりするのも防いでくれます。

シリカゲルを給紙トレーの隙間に入れておくことで機器内の水分を吸うため、結露予防になるのです。

シリカゲルは100均やホームセンターで購入できるほか、お菓子にも入っており手に入れやすいため、気軽に実践できる方法です。

ここで注意してほしいことが、給紙トレー以外にシリカゲルや乾燥剤を入れることはやめましょう。

コピー機(複合機)本体の中は基盤やコネクターなど、破損するだけでコピー機が動かなくなる部品が存在します。

また、何らかの衝撃で機械内部に入ってしまった場合は、機械を一度ばらす可能性があるからです。

 

4.暖房はエアコンを使用する

燃焼式ストーブは急激に温度が上がり、空間内に温度差が生じることから、冬場の暖房は温度が緩やかに上がるエアコンの使用をおすすめします。

エアコンは温度が緩やかに上がるだけでなく、暖気を風で送る仕組みであるため、部屋に温度差が生じにくいのです。

また、最近のエアコンは湿度も調整してくれる高性能なものがほとんどです。

コピー機(複合機)の結露を予防することを考えるなら、エアコンが最適といえるでしょう。

また、同じく温度が緩やかに上がる電気ファンヒーターや電気ストーブも、結露が起こりにくいためおすすめです。

 

5.コピー機の上から毛布を掛ける

コピー機(複合機)の上に毛布をかけることにより、毛布の通気性により、コピー機内の温度を逃がしにくくすることで寒冷地域での結露を防ぎ、湿気を吸収して部屋の結露を軽減します。

コピー機ににかけることで保温効果と湿気調整を両立して行ってくれます。

この対策は電源をOFFにしている状態でのみお試しください。

ONにした状態で毛布を被せると静電気で、小さなほこりや汚れなどが、コピー機(複合機)に付着する可能性がございます。

それぞれの対策を用途に合った使用をすることをお勧めします。

 

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結露が発生した場合の対処法

予防・対策をしっかりしていても、冬の急な寒波の影響などで、コピー機(複合機)に結露が発生してしまう可能性があります。

このような状況下でも冷静に対処できていれば、通常の状態に戻るまでの時間を短縮できるはずですので、落ち着いて以下の行動をとってみましょう。

 

とりあえず電源を入れる

結露の発生に気付く・気付かないに関係なく、結露の状態を解消する最善の方法は、とりあえず「電源を入れてしまう」ことです。

先にご紹介したヒーター機能もそうですが、電源を入れることでコピー機(複合機)自体が熱を持ち始めるため、そのままにしておけば結露が自然と解消されるケースは多くほとんどの症状は自然と解消します。

朝早くに電源を入れて待てば、気温が上がり切る昼過ぎには、問題が解決していることも珍しくありません。

次の日に同じ問題を起こさないよう、まずは電源を入れて放置し、本体の様子を見てみましょう。

⇒コピー機(複合機)の電源と主電源の違いを解説!節電モードとは?

 

暖房を入れる

前日に暖房を切ってオフィスを出た場合、それが原因で室温が下がり、結露が発生するケースも多く見られます。

室内の気温が低いと、部屋に置いてあるコピー機(複合機)もその影響を受けるため、内部との温度差から結露が生じます。

とはいえ、プレハブの事務所などは寒さ対策の方が重要になることも多いですから、窓の近くに配置しない・できるだけ温度変化の少ないスペースに配置するなど、ちょっとした工夫が必要になるでしょう。

⇒大型の業務用コピー機(複合機)設置時に注意すること!3つのステップを解説!

 

コピー機(複合機)本体を温める

どうしても結露の影響が続くようであれば、最後の手段として、コピー機(複合機)自体を早めに温めてしまう方法があります。

空気は気温が高くなればなるほど水蒸気を多く含めるため、できるだけ水分を空気にとどめられるよう、コピー機内部・周辺の温度を上げて結露を解消する方法です。

具体的な温め方ですが、ストーブやヒーターなどを使って、直接コピー機(複合機)に熱を送ります。

場合によっては、ドライヤーなどで局部的に熱を与えて解消する方法もあります。

ただ、この方法は本体に著しく負担をかけてしまうため、緊急時以外使うことはおすすめしません。

他に方法がない場合に限り使える方法として、緊急事態のみ使うようにしましょう

 

コピー機保守契約の大切さ

ここでコピー機(複合機)を購入する際に保守契約を結ぶ大切さについて解説します。

「結露トラブル」で言いますと、ドラム(感光体ユニット)の破損などが多くあります。

コピー機(複合機)は精密機械のため、部品1つ1つもかなり高価なものになります。

また、修理業者の人件費を含めると莫大な費用がかかるケースがあります。

そのため、機械のトラブルをカバーしてくれる保守契約に入ることが一般的です。

では、保守契約には一体どんなメリットがあるのか?また、注意点について解説していきたいと思います。

コピー機保守契約は大きく分けて3種類存在しますが、それぞれに関して解説させていただきます。

⇒コピー機(複合機)導入時の保守契約の内容を把握していますか?3つの保守契約を解説

 

カウンター保守契約

最も一般的な保守契約がカウンター保守になります。

保守契約を契約している8割以上の企業が、このカウンター保守契約を締結しております。

コピー機(複合機)のページ数や使用回数に基づいて料金が発生し、定期的にメンテナンスや修理が行われる契約です。

定期的な点検やトナーの補充などが含まれることがあります。

カラーコピーと白黒コピーでは金額が違うことも特徴的です。

⇒コピー機のカウンター料金の仕組みとは?メリットとデメリットを解説

 

キット保守契約

キット保守契約は、コピーキット保守契約・キットトナー契約とも呼ばれる事があります。

この契約は珍しく、契約ができない保守会社が多く存在します。

キット保守契約は保守会社が用意した専用のトナーカートリッジを購入する事で、保守・メンテナンスが無償で受けられる事ができます。

使用していてトナーが切れてしまった場合は、再びトナーカートリッジをメーカーやメンテナンス会社から購入することで保守契約が延長される流れとなります。

⇒【ゼロコピでも採用】コピー機のキット保守契約とはどんな契約?

 

スポット保守契約

スポット保守契約は問題が発生した際に都度料金を支払って保守サービスを利用する契約です。

定期的な支払いがなく、必要に応じてサポートを受けることができます。

しかし、スポット対応になるので、他の保守契約より費用が高くなり、対応も遅い傾向になります。

⇒コピー機(複合機)の保守契約!スポット保守契約とは何ですか?

 

年間保守契約

最近では見かける事はありませんが、年間保守契約は名前の通り、1年間の期間にわたり定額で保守サービスが提供される契約です。

メンテナンス、修理、消耗品の補充が含まれ、契約者が安定した予算を確保できる特徴があります。

 

保守契約時の注意点

コピー機(複合機)の保守契約は自由に選べる契約ではありません。

説明した通り、カウンター保守契約が一般的であり、その他の保守契約は対応していないメーカーが大半です。

また、コピー機の機種によっても対応できるか異なります。

原則として保守契約を結べるのは導入時のみになります。

メーカーや保守会社からしても、数年使用しているコピー機(複合機)をメンテナンスするのは一苦労です。

また、保守契約をいったん解約した場合も、他社とも契約ができないので気を付けましょう。

リース契約で導入する場合は、リース契約と保守契約は一緒に契約する事をおすすめします。

⇒すべて無料じゃないの!?コピー機の保守契約で有料対応になる場合

 

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トラブル解消のための専門家への相談方法

ここまでお伝えしてきた、結露のトラブル以外にもさまざまトラブルがあります。

ご自身で対応できない場合もあるでしょう。

コピー機(複合機)が故障したら業務に支障が出る恐れがあるため早めに保守サポートに連絡するようにしたいですね。

保守サポートに連絡する際は、次のようなことをメモしておくと役立ちます。

・トラブルが発生した日時

・トラブルの症状やコピー機の状態

・エラーコード(表示されている場合)

・改善のため自分で試してみたことなど(電源のON/OFF作業等)

・印刷結果に問題がある場合は、当該の印刷物を保管しておきましょう。保守担当のスタッフが訪問した時に、詳しく状況を伝えることができ回復作業の助けになります。


保守サポートスタッフからすると上記のことを事前に教えていただくのと、知らない状態で現場に向かうとでは作業時間に大きな差が生じます。

コピー機(複合機)が故障して慌てるのもわかりますが、焦らず上記のことを保守サポートスタッフにお伝えください。

⇒コピー機(複合機)を長持ちさせる為に!!セルフメンテナンスの方法を解説

 

まとめ

今回の記事ではコピー機の結露トラブルに関して解説させていただきました。

やはり毎年必ずやってくる冬の結露トラブルのために、事前の対策や事後の対処法を把握していると必ず役に立ちます。

コピー機(複合機)は精密機械です。

安価な機械ではないので、すぐすぐ買い替えとは、なかなかいかないと思います。

長い年月を使用していくためにも日々のメンテナンスや、こういった「結露対策」が非常に重要になってきます。

また、結露トラブル以外にも使用していく中で様々なトラブルが発生してしまいます。

今回の記事を読んでいただき少しでもお役立てしていただければと思います。

 

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