コピー機の適正な印刷速度はどのくらい?月間印刷枚数で分かる選び方

コピー機(複合機)にはさまざまな種類があり、印刷速度も機種によって大きく異なります。

カラー印刷とモノクロ印刷でも印刷速度の差が出る場合もあるので、自社のオフィスに適切な印刷速度はどの水準なのか知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、コピー機(複合機)の印刷速度に関する基本的な知識と、印刷枚数に応じたコピー機の選び方などについて解説します。

どの印刷速度のコピー機(複合機)を設置しようかお悩みの方には必見の内容です。

また、コピー機の入替えを検討している方も参考にしてみてください。

 

印刷速度はカラーとモノクロで異なる場合もある

コピー機(複合機)の印刷速度は、基本的にはカラーとモノクロも印刷速度は同じですが中にはカラーとモノクロで異なる場合があります。

それほど高性能なコピー機(複合機)でなければ、モノクロの方が印刷スピードは速く、カラーの方が出力に少し時間がかかる場合が多いでしょう。

ただし、コピー機の性能が高くなれば印刷スピードは速まり、カラーとモノクロの出力時間に差が見られなくなる機種も増えてきます。

1枚目の印刷が始まるまでの時間を表した「ファーストコピータイム」や、
1分間に何枚連続で印刷できるかを表す「連続複写速度」に注目
してみると良いでしょう。

1分間で印刷できる枚数が同じでも、カラーの方がファーストコピータイムに時間がかかる機種も少なくありません。

自社がどのようなコピー機(複合機)を求めているのか精査するためには、機種の仕様をしっかりと確認することが大切です。

⇒コピー機の印刷速度はどう選ぶべき?基準とおすすめの速さを解説

 

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カラーとモノクロどちらを中心に印刷するかで決めよう

日頃、オフィスでカラー印刷とモノクロ印刷のどちらを中心に利用するかによって、コピー機(複合機)のどの部分に注目して機種を選ぶべきか変わります。

カラーの文字や画像が入った資料を日常的に印刷するのであれば、モノクロ印刷がどれほど高速でも機能は不十分と感じられるかもしれません。

一方で、ほとんどカラー印刷を行わないのであれば、モノクロ印刷に特化した安価な機種を選ぶという方法もあります。

 

カラー印刷とモノクロ印刷では、それぞれにかかる印刷コストも異なります。

カラーの資料を時々しか印刷しないのであればそれほど神経質になる必要はないかもしれませんが、

頻繁に印刷するようであれば、積み重なったランニングコストが大きな差になる場合もあるのでよく検討する必要があるでしょう。

⇒カウンター保守契約の方必見!コピー機の印刷枚数(カウンター枚数)の算出方法に関して

 

 

【規模別】コピー機のおすすめ印刷速度

一般的に、オフィスに業務用の大型コピー機(複合機)を導入するのは1ヶ月の印刷枚数が500枚を超えてからが目安となります。

ここでは、毎月の印刷枚数に応じてどの印刷速度の機種を選ぶべきか、おすすめを紹介します。

 

①月間印刷枚数:500枚~3,000枚

1ヶ月の印刷枚数が500~3,000枚程度の場合は1分あたり20枚~25枚の印刷速度の機種がおすすめです。

この印刷量を1ヶ月の営業日を20日間として換算すると、1日平均25枚~150枚となります。

5名の従業員で利用している場合は1人あたり1日5~30枚程度と想像すると、イメージを掴みやすいでしょう。

それほど大量の印刷ではないので、スペックが高すぎる複合機、コピー機を購入してしまうとコストパフォーマンスが下がる可能性もあります。

FAX機能やスキャナー機能など、一般的にオフィスに必要な機能が搭載されている機種も十分見つけられるので、
スペックの高さにこだわりすぎず、安価な機種から選ぶと良いでしょう。

 

②月間印刷枚数:3,000枚~6,000枚

1ヶ月の印刷枚数が3,000~6,000枚程度の場合は、1分あたり25枚~30枚の印刷速度の機種がおすすめです。

この印刷量を1ヶ月の営業日を20日間として換算すると、1日平均150枚~300枚となります。

10名の従業員で利用している場合は、1人あたり1日15~30枚程度の印刷を行うイメージです。

ただし、人数が少ないオフィスで月間3,000~6,000枚を印刷する場合など、状況によっては1分あたり35枚~40枚印刷できる高性能な複合機を検討した方が良いケースも考えられます。

コストパフォーマンスを重視するのであれば多少速度が落ちても1分あたり25枚~30枚の機種をおすすめしますが、業務を最適化する目的であれば、ワンランク上の機種も検討すると良いでしょう。

 

③月間印刷枚数:6,000枚~8,000枚

1ヶ月の印刷枚数が6,000~8,000枚程度の場合は、1分あたり35枚~40枚の印刷速度の機種がおすすめです。

この印刷量を1ヶ月の営業日を20日間として換算すると、1日平均300枚~400枚となります。

15名の従業員で利用している場合は、1人あたり1日20~30枚程度の印刷を行うイメージです。

10名程度で同じ量を捌く場合でも、概ねこのスペックで問題ないでしょう。

ただし、5名程度の小規模のオフィスで大量の印刷をこなすのであれば、より高速な機種を購入するのも選択肢のひとつです。

⇒コピー機の適正な印刷速度をご存知ですか!?3つの印刷基準と2つの単位(ipm,ppm)

 

 

まとめ

今回の記事ではコピー機の印刷速度に関する基本的な知識や、印刷枚数に応じたコピー機の選び方などについて解説してきました。

カラー印刷とモノクロ印刷のどちらを多く印刷するのかによっても、選ぶべきコピー機は異なります。

自社に必要な印刷はどちらなのかを事前に検討することが大切です。

おすすめの印刷速度は、1ヶ月に印刷する枚数によって目安があります。

コピー機(複合機)は印刷速度によって料金が変動します。

1分あたり20枚~25枚と1分あたり35枚~40枚では数十万円以上の価格が変動するので印刷速度を考える事は大切なポイントです。

オフィスの従業員の人数や印刷規模などに照らし合わせて、適切な複合機を検討すると良いでしょう。

 

コピー機(複合機)を選ぶ基準として月間印刷枚数がポイントになりますが、これから仕事を開始される方などは毎月、何枚印刷するか分からない方も多くいると思います。

そんな時は印刷速度が遅い機種から検討してみましょう。

1分あたり20枚~25枚の印刷ができる業務用の大型コピー機がおすすめです。

現に日本では各コピー機メーカーで20枚~25枚印刷できるコピー機が一番出荷されております。

印刷速度によってコピー機の本体価格が大きく変わるので、まずは印刷速度が遅い機種を選定して、利用していく中で印刷速度によるストレスなど感じた場合は上位機種を検討するようにしましょう。

今回の記事で少しでも参考にしていただければと思います。

 

補足

大型コピー機レンタル【ゼロコピ】サービスのコピー機は1分あたり25枚の機種を採用しております。

1ヶ月あたり~3,000枚程度のユーザー層になります。

月間印刷3,000枚より多く印刷する方は機種のグレードアップなどもできますので是非、お問合せください。

 

 

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