カウンター料金が安くなる!?コピー機のクリエイション機能について解説します!

皆さんはオフィス業務に欠かせないコピー機の「クリエイション機能」はご存知ですか?

一般的に、印刷というとモノクロか、フルカラーを選択するイメージがあるかと思います。

クリエイション機能は、そのどちらでもなく、色を限定して印刷する方法です。

クリエイション機能を活用することで、資料や文書の見やすさが向上し、印刷コストも大幅に削減できるのです。

本記事では、クリエイション機能の基本知識とその仕組みについて詳しく解説します。

また、なぜこの機能を使うことでカウンター料金が節約できるのか、その理由についてもご紹介します。

クリエイション機能について知りたい方や、コスト削減に関心がある方にとって必見の内容となっています。

これからコピー機の導入を検討されてる方は是非最後までご覧ください。

 

コピー機のクリエイション機能とは?

クリエイション機能とは限定した色を使用して印刷する機能です。

4色のうちの1色のみを使ったり、ブラックとほかの1色を混ぜたりなど、特定の色を指定して印刷することができます。

クリエイション機能について説明する前にコピー機の基本的な印刷種類について説明します。

業務用コピー機の基本的な印種類は「フルカラー印刷」と「モノクロ印刷」です。

クリエイション機能は「フルカラー印刷」「モノクロ印刷」とは別の印刷の方法です。

クリエイション機能には具体的に「モノカラー印刷」と「単色印刷」に分けられます。

それぞれ解説をしていきますので、ぜひ参考にして下さい。

 

フルカラー印刷

フルカラー印刷は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の4色を使用して印刷します。

これにより、数百万色の色域が再現可能です。

4色のトナーを使用するため、モノクロ印刷に比べて印刷コストが高くなりますが、印刷物の質が向上します。

色の再現性が高いため、視覚的インパクトが重要な場面で用いられます。

例えば雑誌、カタログ、広告などの高品質が求められる印刷物に適しています。

下記URLよりコニカミノルタの設定方法をご覧頂けますので、参考にしてみて下さい。

⇛カラーや画質を指定して印刷する  ユーザーズガイド | コニカミノルタ

 

モノクロ印刷

モノクロ印刷は、ブラック(BK)のみを使用して印刷します。

白と黒のみでできた印刷物となります。

1色のみを使用するため、カラー印刷に比べてコストが安く印刷するができます。

主に、社内文書や学習塾で多く使われており、コストの安さからオフィス業務にて最も多く使用されています。

 

モノカラー印刷

モノカラー印刷は別名2色印刷と呼ばれています。

通常フルカラーで印刷した場合ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)すべてのトナーを使用します。

モノカラ―印刷の場合は、ブラック(BK)とその他1色(シアン、マゼンタ、イエロー)の2色で印刷する方法となります。

下記手順がモノカラー印刷の方法になります。

※メーカーや機種によって手順が異なります。

1.印刷したいファイルでプリンターのプロパティを開きます。

2.印刷設定画面が表示され、印刷品質をクリックします。

3.「色数の設定」をクリックします。

4.「2色カラー」にチェックを入れ、黒と組み合わせる色を選択します。

5.「OK」をクリックし、印刷を開始します。

 

単色印刷

単色印刷はブラック(BK)以外のシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のどれか1色で印刷する方法となります。

ただ、単色印刷ですと白い紙とコントラストが近くなり、見えにくくなってしますので注意が必要です。

下記手順が単色印刷の方法になります。

※メーカーや機種によって手順が異なります。

1.印刷したいファイルでプリンターのプロパティを開きます。

2.[項目別設定]タブの[印刷品質:応用]をクリックします。

3.印刷に使用するトナーだけにチェックを入れます。

4.任意の設定が完了したら、「OK」をクリックします。

 

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クリエイション機能のメリット・デメリット

こちらではクリエイション機能のメリットとデメリットを紹介致します。

クリエイション機能を活用される前に、メリットとデメリットをよく理解しておきましょう。

 

印刷コストやカウンター料金を節約できる

クリエイション機能を使うことで、フルカラーで印刷するよりも印刷コストは削減できます。

フルカラー印刷では、ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のすべての塗料を使用します。

そのため、インクやトナーの消費量がモノクロ印刷やクリエイション印刷よりも多くなり、カウンター料金は高くなります。

今までは見積書や請求書の印鑑(赤色)を印刷する場合はフルカラーで印刷していたものを、クリエイション機能を使うことで2色印刷ができ、印刷コストの節約になります。

また、リース契約では、リエイション機能を活用することでカウンター料金を安くすることができます。

カウンター料金が安くなる理由は、フルカラー印刷に比べて1枚あたりの単価が低くなるからです。

メーカーにもよりますが、カウンター料金の相場は、モノクロ0.7~10円、フルカラー10円~15円が一般的な金額になります。

メーカーによってはクリエイションで印刷した場合、モノクロ印刷と同じカウンター料金で取り扱ってくれることがあります。

なので印刷コストの削減につながるというわけです。

⇛コピー機のカウンター料金の仕組みとは?メリットとデメリットを解説

 

モノクロ印刷より見栄えが良い

クリエイション機能を使用することで、印刷物が鮮やかに表現されます。

モノカラ―印刷は使用する色を2色に絞るため、フルカラーには劣りますが、モノクロ印刷より見栄えが良くなります。

会議資料などでは図やデータの視認性向上や、ポイントを強調する場合に役立ちます。

印刷コストを抑えつつ、見栄えのいい資料を作成する時には、ぜひクリエイション機能を使ってみて下さい。

 

自動検知機能が反応されない

クリエイション機能を使用した印刷物は「自動検知機能」に検知されません。

本来、「自動検知機能」は原稿を置くだけでモノクロ、フルカラーを自動で検知し、印刷してくれます。

クリエイション機能を使用する場合、手動で設定を変更する必要があり、自動検知機能はありません。

 

カウンター料金と保守の基本

先ほど説明した、クリエイション機能のメリットでカウンター料金が安くなることがあります。

そこで、カウンター料金についての説明をいたします。

 

カウンター料金について

モノクロ(白黒)でコピーやプリントを使用した枚数に基づいて金額設定がされており、通常、モノクロの料金はフルカラーよりも低く設定されています。

カラーでコピーやプリントを使用した枚数に基づいて金額設定がされており、通常、カラーの料金はモノクロよりも高く設定されています。

例えば、1カ月で「モノクロコピー:500枚」「カラーコピー:100枚」を使用したとし、カウンター料金がモノクロ:2.0円、カラー:15.0円とします。

その場合のカウンター合計料金は以下のようになります。

モノクロコピーのカウンター料金:500枚 ×2.0円 = 1,000円

フルカラーコピーのカウンター料金:100枚 × 20円 = 2,000円

合計カウンター料金:1,000円 + 2,000円 = 3,000円

※リース契約とは?

リース契約とはコピー機をユーザー側で選び、それをリース会社が購入し、リース会社がユーザー側に選んだコピー機を一定期間貸し出す契約となっています。

ユーザー側はリース会社に毎月料金を支払っていく仕組みです。

また、月額で分割して支払っていくため、初期費用がかからず、会社への負担も少なくなっています。

⇛カウンター保守契約の方必見!コピー機の印刷枚数(カウンター枚数)の算出方法に関して

 

カウンター保守について

カウンター保守契約では、トナーやインクの費用は販売会社の負担となります。

ですので販売会社は消耗品の消費が多いフルカラー印刷の単価を高く設定することが一般的です。

モノクロ印刷やクリエイション印刷は消費するトナーが少ないので、単価が低く設定されています。

カウンター保守契約は、月々の基本料金と印刷枚数に応じたカウンター料金を支払うことで、トナーやインクなどの消耗品が無償で提供され、定期的なメンテナンスも無料で受けられます。

これにより、企業は高額な修理費用やインク代を個別に支払う必要がなくなり、経済的に安心です。

また、定期的なメンテナンスにより複合機の故障リスクを最小限に抑え、常に最適な状態で使用することが可能です。

一方で、「キット保守契約」という保守契約もあります。

こちらはカウンター料金と修理費が発生しない代わりに、トナーを都度購入するという契約形態になります。

月間の印刷枚数が少ない企業向けの契約ですが、一般的なオフィス使用ではカウンター保守契約の方が主流になっています。

⇛【ゼロコピでも採用】コピー機のキット保守契約とはどんな契約?

 

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クリエイション機能についてよくある質問

こちらではクリエイション機能についてのよくある質問をご紹介します。

ぜひ参考にしてみて下さい。

 

どのような場面でクリエイション機能を使えば良いですか?

クリエイション機能は、コストを抑えたいが視覚的なインパクトも必要な場面に適しています。

例えば、会議資料、報告書、マーケティング資料など、重要なポイントを強調したい場合にクリエイション機能を使うとよいでしょう。

また、印刷したい文書が2色構成の場合は、クリエイション機能で印刷することによって、印刷コストを安く抑えます。

 

クリエイション機能を使用する際の注意点は?

クリエイション機能を利用する際は、色の選択に注意が必要です。

選択した色が文書の重要な情報を適切に強調されているかを印刷前にプレビュー表示で確認することが重要です。

また、自動検知機能が使えないため、手動で設定をおこなう必要があることを忘れないように注意しましょう。

 

まとめ

クリエイション機能は、コピー機での印刷コスト削減と見栄えの良い資料作成を実現する機能です。

フルカラー印刷に比べてコストが低いため、カウンター料金の節約につながります。

この機能を活用することで、必要な部分にだけ色を使い、印刷物の視認性やデザイン性がモノクロ印刷よりも高品質です。

クリエイション機能には、モノカラー印刷と単色印刷の2種類があります。

モノカラー印刷は、ブラックと他の1色(シアン、マゼンタ、イエロー)の2色を使って印刷し、フルカラー印刷に比べてコストを抑えつつ、視認性の高い印刷物を作成します。

単色印刷は、ブラック以外の1色のみを使う方法で、特定の色を強調することが可能です。

カウンター保守契約を利用することで、トナーやインクなどの消耗品の費用が無償で提供されます。

カウンター保守契約の中には定期的なメンテナンスも含まれるため、複合機の運用コストを抑え、常に最適な状態で使用することが可能です。

一方で、キット保守契約はトナーを都度購入する契約形態になります。

カウンター料金と修理費が発生しないため、月間の印刷枚数が少ない企業や付きによって印刷枚数が変動がある企業に適しています。

クリエイション機能を使うことで、印刷物の品質を保ちながらコストを大幅に削減でき、重要な情報やポイントを強調することで資料の見やすさと視認性を向上させます。

ぜひこの機能を積極的に活用し、オフィスの印刷業務をより効果的に行いましょう。

 

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