コピー機(複合機)のリース審査に落ちた!審査を通りやすくする裏技とは!?
大型の業務用コピー機(複合機)を利用する際は、一括購入またはリース契約でコピー機(複合機)を契約し使用します。
一括購入の場合は自社の資金の状況により購入が左右されますが、リース契約は外的要因により購入できないということはありません。
しかし、リース契約の場合はコピー機(複合機)を契約する前に必ずリース審査が必要になります。
リース契約をする際に無審査でリース契約が成立することはありません。
また、リース審査は基本的に連帯保証を付ける必要があり、書類も大変です。
多くの企業はリース審査に落とされてしまうということはあまりないのです。
金額にもよりますが、いくつかの要素によってリース審査が通らない企業も存在します。
今回の記事では、大型の業務用コピー機(複合機)を使用する際に影響するリース審査のおいて関わってくる要素や審査で通りやすくする裏技をご紹介いたします!!
または、リース契約が難しい際のコピー機(複合機)の導入方法などを記載していきます。
これから大型の業務用コピー機(複合機)を使用しようとしている企業の方がぜひ参考にしてみてください。
リース契約では与信審査が行われる
大型の業務用コピー機(複合機)をリース契約する際に、2通りのリース契約の種類があることをご存知でしょうか?
・ファイナンスリース
・オペレーティングリース
この2つの種類があります。
コピー機(複合機)に適応されるリース契約はファイナンスリースになります。
まずはこのファイナンスリースに関して説明させていただきます。
まず、リース契約では物件(複合機)をお客様が購入するのではなく、リース会社が代わりに物件を購入し、その物件をリース会社から長期間借りて使用するということです。
借りた物件を使用するお客様は本体価格に金利や手数料を、諸経費を含めたリース金額を毎月リース会社に支払うことで一定の期間物件を使用することができます。
リース契約の大きな特徴の一つとして、リース契約を途中で解約することができません。
万が一リース契約を途中でやめるといったことになった場合でも、契約満了時までに発生する金額を一括で支払わなければいけないです。
コピー機(複合機)を契約する場合は最後までしっかりリース料金の支払いを続けられるかよく考えて契約しましょう。
リース料金の支払いは月に1回必ず発生します。
その支払いを遅延してしまうと結果的に損をするのはお客様になります。
販売店はお客様が料金を遅延しても直接的に損をすることはありません。
リース料金の遅延が発生するということは、物件を使用しているお客様自身が今後リース契約をする際の信用が失われるということです。
別の物件をリース契約したい場合などリース契約の遅延などの記録があるとリース審査が落ちてしまう可能性が高くなります。
コピー機(複合機)をリース契約で使用したい場合、リース審査に関して遅延を何回か繰り返してしますとリース審査に落ちやすくなっていくので注意しましょう。
また、遅延してしまった場合は信用だけでなく、遅延損害金も発生いたします。
遅延損害金(遅延利息)とは、金銭債務について、債務者が履行を遅滞したときに、損害を賠償するために支払われる金銭をいいます。
遅延損害金の料率はリース会社によって変動があるので心配な方は予め確認しておくようにしましょう。
⇒業務用の大型コピー機(複合機)のリース審査基準とは?審査通過率をあげる方法!
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リース契約の与信審査に影響する項目
リース会社がエンドユーザーのリース審査をする際には、いくつかのポイントが設けられていますがその内容は公開されていません。
さらに、リース審査が通らなかった場合でも、なぜ通らないのかなどの理由を教えてもらうこともできないのです。
そのため予測になりますがリース審査に影響していると思われる項目を解説させていただきます。
実績や会社の継続年数
会社がいつ設立したか?継続年数は何年か?などは大きな審査のポイントになります。
会社の継続年数が長くリース契約をしていた際に1度もリース料金の遅延がない場合はリース契約をする際にリスクが少ないためリース審査を落ちることはほとんどありません。
さらにリース料率も安く設定してもう事もあります。
上記のことから、リース審査で不利になってしまいやすいのは最近設立したばかりの企業です。
リース料金支払いに関する実績もなく、設立したばかりの会社のため情報が少ないという理由からリース審査が通りにくいということもあります。
通ったとしてもリース料率が高くなってしまうことはよくあります。
リース審査の目安として会社設立から3年以上経過していた場合は一般的にリース審査が通りやすいです。
これから、大型の業務用コピー機(複合機)をリース契約したい企業様は継続年数などを考慮して審査を通しましょう。
基本的には黒字運営をしていたらリース審査に落ちることはまずないので安心してください。
過去の返済履歴
リース会社が審査を行う上で大切にしているポイントとして「信用」があります。
具体的には、会社の決算情報や借入れ状況などの情報をもとに審査します。
会社としての信用があればリース審査をするときに何の問題もないのですが、個人的にクレジットカードの返済が度々遅延している等の事柄があった場合は履歴が残ってしまい調べられているのでリース審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
こうした滞納の履歴は5年ほど残ると言われています。
さらにリース契約に関するリース料金の滞納履歴も信用に関わってくる重要なポイントのためしっかり遅延させることなく払うことが今後のリース審査に関わる部分なので重要です。
連帯保証人の代表者の年齢
連帯保証になる代表者の年齢もリース審査に関係してくる部分にはなります。
年齢が70歳以上を超える方が代表を務めている場合、リース契約を満期で終えられるかどうかが疑問視されリース審査が通らない場合もあります。
逆に、20代の若い方が代表を務めている場合も、実績の乏しさからリース審査が通らなかったというケースもあります。
上記の項目がリース審査をする際に重視されていると思うポイントになります。
総合的に考えると、リース契約をした際にしっかりとリース料金を支払い続けることができるかが重要なポイントになっていることがわかります。
さらに、業種の信用性も関わってくる場合もあり、国家資格などが関わってくる業種はリース審査においても有利なポイントの一つです。
また、リース会社によって与信審査で見ているポイントが多少変わります。
〇〇会社がリース審査に落ちてしまったが、〇〇会社ではリース審査が通ったという事もあります。
比較的リース審査が通りやすいリース会社などもあるので、コピー機(複合機)販売店と相談しながら進めていきましょう。
与信審査を通りやすくするためのポイント
リース契約をするには、そもそも前提であるリース与信をしなければなりません。
そのリース与信を通過するための工夫やポイントを紹介していきます。
ぜひ、これからのリース審査の参考にしてみてください。
複数のリース会社へリース審査をかけておく
リース会社はもちろん一つではありません。
さらに何社もリース審査をかけることができます。
一つのリース会社のリース審査が通らなくても、もう一方の方でリース審査が通過していたらそちらの方で契約することができます。
なお、リース審査が何社か合格していた場合は一番利率が低いところを選べばいいので必ず契約しなければならないというわけではありません。
お客様からするとリース料率は重要な項目となります。
気になる方は下記の記事で解説しているので参考までにご確認ください。
⇒コピー機(複合機)をリース契約した場合の料率とは?リース契約に潜む謎を解説!
リース審査に必要な会社情報関係の書類を用意しておく
リース与信審査をかける際に、会社情報が少ない場合だと会社情報が必要になってきます。
リース与信をするために会社や情報が必要なため、書類に会社情報を記載しリース会社に提出する場合もあります。
グループ会社などがある場合は報告
リースの与信審査の際に資本関係がある会社やグループ会社などを記載する項目は基本的にありません。
先ほどお伝えしたとおり、リース会社はしっかりとリース料金を支払い続けることができるかが重要なポイントになるので、関連がある会社などの情報は伝えるようにしましょう。
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リース与信が通らない場合の複合機の導入方法とは
大型の業務用コピー機(複
合機)を使用する際に、リース契約をする会社が多いのですがリース審査が通らなかった場合のコピー機(複合機)の導入方法などを説明させていただきます。
一括購入
リース契約をする場合は通常購入よりも費用が発生してしまいます。
もちろん月々のランニングコストが把握でき一括で大金を払わなくて済むのが大きなメリットでもありますが、リース会社への料率があるので最終的には少し多く費用が発生してしまいます。
そのため、一括で大金を支払わなければいけませんが、コピー機(複合機)を現金で一括購入という方法もあります。
一括購入の注意点としまして、リース契約の場合の所有権はリース会社にありますが、購入した場合の所有権は購入者にあるという事です。
要はコピー機(複合機)が資産として計上されます。
一括購入した場合の経費処理などは下記の記事で解説させていただいておりますので、一括購入を検討している方は参考までにご確認ください。
⇒コピー機は経費計上できるのか?導入方法による経費の勘定科目と仕訳方法をご紹介
銀行借入れ
コピー機(複合機)を導入する際、リース審査が通らなくてランニング費用でどうしても使用したい場合は、銀行から融資を受けるという方法もあります。
借入期間も設定することができるので大きなメリットになります。
銀行や信用金庫から借りてコピー機(複合機)を購入するとなると、先ほど同様に資産になるので購入金額など予め考えて進めるようにしましょう。
レンタル契約
あまり多くはない導入形態ですが、コピー機(複合機)をレンタルし長期間ではない短期間で使用するという方法もあります。
もちろん新品ではなく中古品のレンタルです。
審査等は特にはなくレンタル会社との直接契約になるので比較的導入しやすい方法がレンタルになります。
こちらはコピー機(複合機)の所有権はレンタル会社になるのでリース契約同様に経費処理が可能です。
レンタル契約のメリットやデメリットもあるので、下記の記事を参考にしてみてください。
⇒コピー機導入時の悩み!リース契約とレンタル契約はどっちがお得?
中古コピー機(複合機)の購入
大型の業務用コピー機(複合機)は通常新品で購入するものですが、稀に中古の複合機を導入するケースもあります。
新品のコピー機(複合機)の値段と比較すると中古なので安価に購入が可能となります。
しかし、中古のコピー機(複合機)などは新品と比べると性能や機能の面で劣ってしまうデメリットや、経年劣化の面から故障などが起こりやすいということもあります。
また、購入する際は当たりハズレがあるのも否めないです。
購入してすぐに故障してしまうって事もあります。
さらに中古複合機の場合は保守サービスが付いていない可能性もあるので十分に注意が必要です。
仮に保守サービスも行っているとしても、通常のカウンター保守契約の料金よりも割高になってしまうので、予め確認しておきましょう。
コピー機(複合機)の本体価格が安いからといって、安易に購入してしまうと、故障リスクや保守料金を比べて見ると割高になってしまう事もあるので注意が必要です。
将来的なリース契約の内容を考えて
リース会社のリース審査は現状の会社の状況を踏まえて審査しています。
一度リース審査が通らなかったとしても事業を継続し実績を積み重ねていけばリース与信を通過することができリース契約が可能になることも大いにあります。
やはり、リース契約は導入コストを5年などで分散することができ満了になった際はコピー機(複合機)の入れ替えの検討などもすることができるのでメリットは大きいです。
現金購入だと一括で大金を支払わなければいけないため会社にとっても痛い部分ではあります。
現時点でリース与信が通らなくても、今後の部分でリース与信が通る可能性があるので将来を見据えてリース契約で導入することを検討しておきましょう。
まとめ
リース契約をした際は5年間一定の金額をリース会社に支払わなければいけません。
そのためエンドユーザー様がしっかりリース料金を支払い続けることができるかとても慎重に審査しています。
そのため審査に落ちることも珍しくはありません。
やはり、リース与信を通過するには企業としての積み重ねの実績や、リース料金の滞納などは絶対にしてはいけません。
現時点で、リース契約が難しい会社でも着実に実績を積み重ねていけば将来的にリース契約ができる可能性も大きくなります。
大型の業務用コピー機(複合機)を使用する際はリース契約を選択する企業も多い中で、リース与信を通過することは当たり前ですが難しい部分でもあります。
現時点では厳しい企業でも諦めず着実に実績を積みリース与信を通過していただければと思います。
今回の記事で少しでも参考にして頂ければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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