コピー機(複合機)のトラブルシューティング!知っておくと便利なこと8つの解決方法!
仕事をするうえでコピー機(複合機)は欠かせない事務機器になります。
そんなコピー機(複合機)を活用して業務を円滑にすすめる上で、大切にしたいのが機器不具合時の対応です。
コピー機(複合機)は精密機械になり、印刷時のトラブルは付き物です。
そんなトラブルが発生した際に、にいかに迅速に対応できるかというポイントはとても大切です。
忙しい時こそ、一分一秒も無駄にしたくありませんよね。
コピー機(複合機)にトラブルが発生し、サポートセンターに電話をしても、『ただいま電話が大変混み合っております・・.・』の繰り返しを聞かされて、やきもきした経験はありませんか?
業務は進まずイライラするばかり。
この無用な時間をできるだけ減らすにはどうしたら良いでしょうか?
もちろん、コピー機(複合機)の部品交換が必要なほどの不具合は、サポートセンターに連絡の上、対応してもらうしかありません。
実は、コピー機(複合機)のトラブルのほとんどは軽微なもので、自分で解決できる事がほとんどです。
トラブル解消方法を知っていれば、コピー機(複合機)トラブルが発生した場合でも、迅速に対応して時間のロスを少なくできるようになります。
そんな方に向けて今回の記事では、コピー機(複合機)の8つのトラブルと解決方法をご紹介させていただきました。
現在、コピー機(複合機)を利用している方や、これから導入を検討している方も、是非この記事を参考にしてみてください。
はじめに
パソコンから印刷ボタンを押しても印刷がされない!!って経験はありますでしょうか?
『プリンターがオフラインです。』
『プリンターが一時停止しています。』
などのメッセージが出て印刷ができない場合、コピー機(複合機)がネットワーク上で認識されていない可能性があります。
そのほか、パソコンにメッセージ表示されない場合もあります。
印刷ができない場合はいくつか原因とその対処法があるのでご紹介します。
また、コピー機(複合機)のサポートセンターに電話しなくても自分で解決トラブルをあわせてご紹介させていただきます。
⇒これは故障!?業務用コピー機(複合機)のよくあるトラブルと対処法
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トラブル1:コピー機(複合機)の電源がオフになっている
まずやってしまいがちなのが、単にコピー機(複合機)の電源が入っていなかったという、うっかりパターンです。
特に印刷する機会が少ない方は、節電の為に電源を落としている事があります。
電源の入れ忘れや、コンセントのさし忘れで印刷ができない事はよくあります。
⇒コピー機(複合機)の電源と主電源の違いを解説!節電モードとは?
トラブル2:ルータやHUB、LANケーブル、パソコンなどの不調
ネットワーク関連機器やパソコンに不具合が生じると正常にネットワークが接続されない場合があります。
例え、コピー機(複合機)自体が正常であっても、ネットワークが接続されていなければ、ネットワークプリンターとして認識されないため、結果印刷することができないというわけです。
以下の方法で、ルータやHUB、LANケーブルなどに異常はないか確認しましょう。
・HUBの予備があれば交換してみる
・ルータを再起動してどうか?
・LANケーブルを交換してどうか?
・HUBのランプは表示されているか?()表示されていない場合はLANケーブルを抜いて別のLANポートにさす)
・他のパソコンから印刷して問題ないかどうか?(もしOKならパソコンに付属しているネットワークカードの故障なども確認)
など切り分け作業を行い、どこに原因があるのか確認します。
⇒コピー機(複合機)とパソコンの接続方法を一挙紹介!接続方法によるメリットとデメリットとは?
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トラブル3:印刷待ちデータが残っている
印刷トラブルが発生すると、印刷の命令が『印刷待ちデータ』としてパソコン内に残ってしまうことがあります。
その『印刷待ちデータ』が障害となり、次の印刷ができないことがあります。
そんな時はパソコンのプロパティ印刷ジョブの表示画面から、該当の印刷待ちデータを確認してみましょう。
なんのトラブルで『印刷待ちデータ』となっているか分からない場合はデータ削除をしてみましょう。
トラブル4:コピー機(複合機)のスキャンができない
昨日まで問題なかったのに、今日になって突然スキャンできないという経験はありませんか?
スキャン先のパソコンやNASのネットワーク設定が変更になってしまい、ネットワークフォルダにアクセスできないのが原因と考えられます。
変更内容もいくつかパターンがあるので一つ一つ確認して原因を探ってみましょう。
⇒コピー機(複合機)のスキャン機能!紙文書をPDF化して保存するメリットとデメリット
ネットワーク設定がパブリックネットワークになっている
ネットワーク設定がプライベートからパブリックネットワークになった場合、コピー機(複合機)からのデータを受信できなくなるため、すなわちスキャンができないという状況に陥ってしまいます。
・手順
「設定」から「ネットワークとインターネット」へとすすみパブリックからプライベートネットワークに変更しましょう。
パスワード保護共有が『有効』になっている
Windows updateが適用される際、パスワード保護共有が『無効』から『有効』に変更される場合があります。
『有効』になるとスキャン出来ない場合があるので『無効』にしましょう。
・手順
ネットワークと共有センターから「共有の詳細設定の変更」へと進み、パスワード保護共有を『無効』に変更しましょう。
SMB1.0サーバが無効になっている
これは特に古いコピー機(複合機)を使っていると起こり得る現象ですが、スキャン先のパソコンにWindows updateが適用されるとSMB1.0サーバ機能が無効化されることがあります。
古いコピー機(複合機)の場合はSMB1.0サーバを有効にしないと通信できません。
しかし、SMB1.0自体に脆弱性が見つかっているため、そもそも有効にすることは推奨されていません。
どうしても有効にしたい場合は、ネットワーク担当者に相談して指示を仰ぎましょう。
有効にする前にデータバックアップの実施やセキュリティ対策ソフトの適切な設定をお忘れなく。
なお、新しいコピー機(複合機)はSMB2.0やSMB3.0を利用しているので、この問題を気にする必要はありません。
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トラブル5:白い線スジが出る
コピーやスキャンを行った時に、黒い部分に白いスジが出る場合は、読み取りガラスやADFの内部が汚れている可能性があります。
また、プリントアウトやFAX受信時にスジが出る場合はコピー機(複合機)内部のトナーやインクが漏れるなどして汚れたことが原因の可能性があります。
マニュアルに沿ってクリーニングを行いましょう。
⇒コピー機の便利機能ADF(自動原稿送り装置)でできること!!気を付けるべき注意点
トラブル6:印刷用紙をこするとトナーが落ちる
印刷された文字や画像を指でさわる(軽くこする)と、トナーが剥がれ落ちてしまう経験はありませんか?
主な原因としては用紙設定モードが適切でないことが挙げられます。
プリンターの設定で
・用紙の種類を変更する
・用紙厚を変更する
などを行い改善するか確認しましょう。
⇒幅広い用紙種類に対応!コピー機(複合機)で使える用紙の種類まとめ
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トラブル7:水平に印刷されない
内容が斜めに印刷されている場合、ADFや給紙トレイ、手差しトレイの用紙ガイドが用紙を完全に固定していないことによって生じている可能性があります。
固定が甘いと用紙が傾いた状態で給紙されてしまい、印刷内容も水平でなくなるといった結果になってしまいます。
⇒コピー機(複合機)の4大トラブルとは?トラブルの原因と解決方法をご紹介
トラブル8:紙詰まりが頻発する
コピー機(複合機)内にある用紙が湿気を含んでいると、用紙同士がくっついてしまい1枚ずつ給紙されない場合があり、紙詰まりが発生する原因になってしまいます。
そういう時は一度トレイから用紙を取り出し、紙をパラパラとめくり、よくさばいてからトレイに戻しましょう。
除湿機やエアコンで湿度調整することもお忘れなく。
トレイ内に除湿剤を入れる方法も有効です。
また、給紙ローラーが汚れている場合でも紙詰まりが起こる可能性があるので、ローラーを掃除して改善するか試してみましょう。
⇒早めに備えよう!コピー機トラブルが多い「梅雨」対策を徹底解説
まとめ
今回の記事ではコピー機(複合機)の8つのトラブルと解決方法をご紹介させていただきました。
今まで起きた事があるトラブルはありましたでしょうか?
これらのコピー機(複合機)トラブル対策を自力で行えるようになれば、いざ不具合が発生しても時間のロスを減らすことができます。
どのトラブルもすぐにできる内容なので、サポートセンターに電話する前にまずは確認してみましょう。
少しでも参考にして頂ければ幸いです。
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