コピー機のソート機能とスタック機能の違いを解説?使い分けで業務効率アップ

こんにちは!

皆さんは、業務用コピー機(複合機)に搭載されているソート機能とスタック機能を知っていますか?

ソート機能は知っているけどスタック機能は聞いた事がない人が多いのではないでしょうか?

どちらも使いこなすことで業務を効率化することができる機能ですが、この2つの機能は少し似ているため、よく混同されてしまいます。

そこで今回は、コピー機(複合機)のソート機能とスタック機能について細かく説明することで、この2つの違いを解説させていただきます。

この記事をを読んで業務効率アップを目指しましょう。

 

コピー機の便利機能 ソート機能とは

まずはソート機能に関して解説させていただきます。

ソート機能はソーターとも呼ばれる事もあります。

ソート機能を簡単に説明すると印刷物をページ順に仕分けて印刷できる機能です。

 

例えば、A、B、Cの3ページからなる印刷物を3部印刷するとしましょう。

通常の印刷方法では、Aを3枚、Bを3枚、Cを3枚というように、各ページごとに分けて印刷しなければならないため、操作の手間がかかってしまいます。

また、印刷が終わったあともページごとに分けて冊子にしなければならないため、少々面倒です。

しかし、ソート機能を使うと、A、B、C、A、B、C…といったように、ページ順に印刷することができます。

コピー機(複合機)からはページ順に並んで出てくるため、あとはそのままホチキスなどで留めるだけで冊子が完成します。

ページ数の多い冊子を複数印刷するときにはこのソート機能がとても便利です。

コピー機利用者の上手な使い方!便利機能おすすめ5選!

 

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コピー機の便利機能 スタック機能とは

続いてスタック機能に関して解説させていただきます。

スタック機能をあまり聞いたことがないかも知れませんがとても便利な機能です。

スタック機能は、ソート機能とは逆に、同じページを指定した枚数分印刷できる機能です。

先程のA、B、Cの例で例えるなら、AAA、BBB、CCC、と印刷することができます。

それは普通の印刷と同じじゃないの?と思われるかもしれませんが、少し違います。

通常の印刷では、まずAを3部、その後にもう一度コピー機を操作してBを3部…という形になるため、いちいちコピー機を操作しなければならず、手間がかかります。

しかし、スタック機能を使えば、最初にまとめてA、B、Cの原稿を読み込んでおくことで、Aを3枚、Bを3枚、Cを3枚と、合計9枚いっぺんに印刷することができるのです。

また、スタック機能を利用すると1ページ目の用紙から少しズレた位置に印刷されます。

どれが1ページ目の束なのかがひと目でわかるため、ページごとにわける作業は必要ありません。

 

 

ソート機能とスタック機能の違い

ソート機能とスタック機能は似ていいるので再度、違いをおさらいさせていただきます。


ソート機能の特徴

ソート機能は印刷物を順番に並べる必要はないが、印刷された用紙はまとめて1束になって印刷される。

 

スタック機能の特徴

スタック機能は印刷物を順番に並べて製本しないといけないが、1ページごとに区切られて印刷される。


 

印刷から製本までの作業効率を上げたいならソート機能のほうが向いています。

しかし、製本前に内容や印刷具合などを見たいのならスタック機能のほうが便利です。

このように、ソート機能かスタック機能かどちらが便利かは時と場合によって異なります。

ソート機能とスタック機能を上手く使い分けて作業効率アップをしましょう。

 

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ソート機能とスタック機能の使い方と設定方法

ソート機能とスタック機能の便利な使い方と設定方法をお伝えします。

基本的にはソート機能もスタック機能も同じ操作で使用できる機能です。

ここでは、BROTHERの業務用コピー機を例にご説明します。

 

①原稿の1ページ目をセットし、部数を入力

②「設定変更」を押す

③「ソート/スタック」を押す

④ソートかスタックを選択

⑤複数原稿の読み取りに「はい」を選択

⑥2ページ目以降の原稿も同じようにして繰り返す

⑦すべて読み取り終わったら、コピーボタンを押す

 

ソート機能もスタック機能も、この操作を行うことで設定して使うことができます。

基本的にはタッチパネルに載っている案内に沿って選択していけば問題ありません。

難しい操作は必要ないので、是非一度使ってみてください。

 

 

ソート機能の便利なオプション

実はソート機能には、業務をさらに効率化するための便利なモードがあります。

それは、「回転ソート」と、「シフトソート」です。

それぞれについて解説させていただきます。

 

回転ソート(セパレート機能)

回転ソートは、印刷するときに一部ごとに用紙の向きを変えて排紙してくれる機能です。

最初にA、B、Cと縦向きに排紙したなら、次は横向きにA、B、C、次は縦…となるため、ページの始まりと終わりを確認する必要が無くなります。

印刷部数が多いときなどに利用すると業務の手間が省けるため、とてもオススメです。

 

シフトソート

シフトソートも、回転ソートとほぼ同じような機能です。

回転ソートが用紙の向きを90°変えて排紙するのに対して、シフトソートは用紙の位置をずらして排紙します。

ほぼ同じ機能であり、回転ソートのほうがよく使用されていますが、シフトソートは印刷後の用紙が回転ソートよりもコンパクトにまとめられるため、こちらを好む方もいます。

 

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ソート機能と併用すると便利なオプション機能

ソート機能はそのまま使っても便利な機能ですが、併用することでより便利になるオプション機能があります。

 

ADF(自動原稿送り装置)

原稿を同時に複数セットして順番に読み取る機能です。

通常はソート機能を使用しても、コピー機を原稿の枚数分操作して1枚ずつ読み取らなければなりませんが、このADFを併用すると、一度のコピー機操作ですべての原稿を読み取ることができるようになります。

コピー機の便利機能ADF(自動原稿送り装置)でできること!!気を付けるべき注意点

 

フィニッシャー

印刷物を自動でホチキス留めできるオプション機能です。

このフィニッシャーをソート機能と併用すると、コピーの操作だけで完全な冊子を作ることができるようになります。

普段から冊子の印刷部数が多い方は、これを利用することで業務を最大限効率化できます。

コピー機(複合機)のフィニッシャーとは?適正なフィニッシャーの選び方

 

 

まとめ

今回はコピー機の便利機能!ソート機能とスタック機能を解説させて頂きましたが理解できましたでしょうか?

ソート機能とスタック機能は少し似ていますが、同じものではありません。

どちらも使いこなせると便利な機能ですが、特にソート機能は冊子を作る際に効率をグッと上げることができる機能です。

製本する前に1ページずつ資料を確認したいのならスタック機能を利用してみるといいでしょう。

まだ使ったことがない方は、是非一度利用してみてください!

 

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