コピー機(複合機)の保守契約!スポット保守契約とは何ですか?
みなさん、こんにちわ~!!
コピー機(複合機)の保守契約のうちのひとつ、スポット保守契約をご存知でしょうか?
基本的にはカウンター契約のほうが良いと言われていますが、実際にはスポット契約にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
具体的な料金にも触れつつ解説させていただきます!
これからコピー機(複合機)の導入を検討している方は参考にしてみてください。
では、早速いってみましょう!!
そもそもコピー機(複合機)の保守契約とは?
スポット保守契約を解説する前に、そもそもコピー機(複合機)の保守契約は何かをみていきましょう。
コピー機(複合機)保守契約とは、コピー機の定期的なメンテナンスや急なトラブル時に修理をしてくれるサービスになります。
業務用のコピー機(複合機)の導入の場合、一般的にはリース契約を交わしてコピー機を導入します。
その際に、リース契約とは別に保守会社と保守契約を締結する流れとなります。
業務用のコピー機(複合機)の保守契約には『カウンター保守契約』『スポット保守契約』『キット保守契約』の3つがあります。
コピー機(複合機)は精密機械になるので、メンテナンスや修理はとても大切になります。
この3つの保守契約の詳細に関しては下記の記事で解説しているので参考にしてみてください。
⇒コピー機(複合機)導入時の保守契約の内容を把握していますか?3つの保守契約を解説
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コピー機(複合機)のスポット保守契約とは?
それではスポット保守契約契約に関して解説させていただきます。
スポット保守契約とは、先ほど説明した通り、コピー機(複合機)の保守契約の一種です。
継続的な保守料金を支払う必要がないかわりに、消耗品の費用やコピー機に不具合が起きた場合の修理費をその都度、自己負担するというものです。
定期メンテナンスなどの保守サービスはついておらず、コピー機(複合機)が故障して修理が必要になった場合は、自分で修理業者に連絡して修理をお願いする必要があります。
契約時には消耗品でもある感光体とトナーカートリッジを購入する形になるため初期費用が発生しますが、使用中にコピー機が故障しなかった場合はトータルコストを低く抑えられる可能性のある契約です。
この契約を結ぶことができるのは、基本的に中古のコピー機のみとなります。
対応しているメーカーや機種は少なく、新品のコピー機では非対応の場合がほとんどなので注意しましょう。
スポット契約とは表現されていますが、実際にはは業者との保守契約を結ぶことなく、故障したら修理を依頼流れとなります。
★特徴★
・継続的な料金が発生しない
・消耗品と故障時の費用は自己負担
・中古のコピー機のみの契約
コピー機(複合機)スポット保守契約のメリット
スポット保守契約のメリットは、なんといっても継続的な保守料金が発生しないことです。
カウンター契約では、毎月印刷した枚数に応じて保守料金を支払う必要がありますが、スポット契約では必要ありません。
トナーなどの消耗品は自己負担となりますが、コピー機が故障さえしなければ、コピー機にかかる支払いは消耗品のみ、ということになります。
コピー機(複合機)を使用しなければ消耗品の購入頻度も低くなるため、印刷を月に一度もしない場合があるような、コピー機をほとんど使用しない方であれば、トータルコストを安く済ませることができるでしょう。
また、面倒な更新手続きがないこともメリットの1つです。
期間を決めた契約ではないため、保守契約が切れたタイミングで契約を結び直さなければいけない、といったこともありません。
ーメリットー
・故障しなければ支払いは消耗品のみ
・面倒な更新手続きが不要
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コピー機(複合機)スポット契約のデメリット
スポット保守契約のデメリットは、故障した時の手間と費用です。
コピー機(複合機)が故障した場合は、まず自分で修理業者に連絡しなければいけません。
修理費用は自己負担となるため、作業員の出張費や作業費、交換した部品代を支払う必要があります。
修理費用は比較的高額で、修理の内容によっては20万円を超えてしまうような場合もあります。
また、費用は修理した後でないとわからないことがほとんどです。
交換した部品ごとに費用が大きく変わるため、事前に予算を組み立てることは難しいでしょう。
ーデメリットー
・故障時は自分で修理業者に依頼する必要がある
・高額な修理費が発生する場合がある
・修理するまで費用がわからない
スポット保守契約の具体的な修理費用
高額な修理費用が必要になるスポット契約ですが、実際にどの程度の金額が必要になるのでしょうか?
一般的な修理をもとに修理費用をご紹介します。
まず、コピー機の修理に多いドラムユニットの交換の場合を見てみましょう!
印刷時に黒い線が入ったり白抜けしたりする場合はドラムユニットが故障しているケースが多く、大抵の場合で交換が必要になります。
ドラムユニットはコピー機の部品の中でも高額で、1本5万円ほどです。
色ごとに分かれているため、カラーコピー機になると4色分、4本の交換となる可能性があり、部品費用だけで20万円もの出費になってしまいます。
次は定着ユニットを交換する場合です。
こちらは印刷物の印字にかすれが出てしまっている場合に交換することになります。
定着ユニットの相場も1つ5万円ほどです。こちらはドラムと違って1つしかありませんが、それでも5万円という費用は高額ですね。
そして、上記の部品代に加えて出張費や作業費も必要になります。
こちらは合わせて2万円を超える程度の金額になることが多いでしょう。
総合すると、仮にドラムユニットの全交換となった場合で22万円以上の出費となります。
この費用が修理のたびに必要になってくるため、コピー機が頻繁に故障してしまうと、年間のコストはとても高くなってしまいます。
⇒業務用コピー機(複合機)の保守料金とは何ですか?保守サービスについても解説
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スポット保守契約はどんな方にオススメ?
デメリットが目立つスポット契約ですが、だからといって全くオススメできないというわけではありません。
毎月の使用量が極端に少ないコピー機などは、所持しているだけで保守料金が発生してしまうカウンター料金よりも、スポット契約にしたほうがコストを安く抑えられる可能性があります。
また、中古コピー機を2、3ヶ月などの短期間のみ使用したい場合なども、故障のリスクが低いことからスポット契約を検討しても良いでしょう。
ただし、もし故障してしまった場合は高額の修理費を支払わなければなりません。
その場合は新しく安価な中古コピー機を購入してしまうというのも一つの手です。
★こんな人にオススメ★
まとめ
今回はコピー機(複合機)のスポット保守契約に関して解説させていただきましたが如何でしたか?
スポット保守契約はデメリットの目立つ契約ではありますが、うまく利用することでコストを抑えることができる可能性があります!
しかし、やはりほとんどの場合ではカウンター保守契約のほうが低コストで運用できるため、もしスポット契約を検討している場合は、一度専門の業者に相談してみることをオススメします!
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