家庭用コピー機の寿命はどのくらい?コピー機を長持ちさせる上手な使い方
皆さんは小型の家庭用コピー機の寿命や買い替えの目安を知っていますか?
ペーパレスと言われ、印刷枚数は少なくなりましたが、コピー機は仕事をするうえで欠かせない事務機器となります。
現在ではフリーランスが増え、自宅にコピー機を導入している人も増えてきているのではないでしょうか?
家庭用コピー機はスマートフォンのデータを印刷したり、写真や年賀状を印刷したりと機能が幅広いため使用している方も多くなってきております。
また、コピー機本体の価格もお手頃で省スペースで利用ができるので気軽に導入が可能です。
そんな家庭用コピー機ですが、寿命は案外知られていないものです。
今回は、このポイントを踏まえ家庭用コピー機の寿命についてご紹介していきます。
これから家庭用コピー機の導入を検討している方や買い替えを検討している方は是非、参考にしてみてください。
家庭用コピー機の買い替えのタイミングを把握しておこう
早速、家庭用コピー機の買い替え目安を解説させていただきます。
メーカーが想定している使用年数がある
コピー機メーカー側では家庭用コピー機の寿命を3~5年と想定している場合が多いです。
※メーカー、モデルによって前後します。
家庭用コピー機は必ずといって保証期間が設定されております。
家庭用コピー機の寿命を考慮して、ほとんどのメーカーでは5年を過ぎると保証が受けられない可能性が高いです。
使用年数が5年を過ぎている場合は、修理料金が高くつく可能性や今後の使用のことを考え、コピー機の買い替えを検討するといいでしょう。
総印刷枚数を把握する
一般的な家庭用コピー機は総印刷枚数を2万枚に設定している機種が大半です。
使用年数を5年で計算すると「20,000枚÷60ヶ月=333枚」1ヶ月300枚程度の印刷が目安になります。
家庭用コピー機は印刷をする度に、インク噴射しているヘッドカートリッジ部分や内部ローラーが消耗していきます。
一日に数枚印刷する場合と数百枚印刷する場合には、前者の方が圧倒的に消耗度が低いため、後者よりも長くコピー機を使用できる可能性が高いです。
「総印刷枚数」の設定値を超えると印刷ができなくなるというわけではありません。
買い替えの基準として、使用するコピー機の印刷枚数を把握しておくと良いでしょう。
この設定されている総印刷枚数が高ければ高いほどコピー機の耐久性が優れているので、本体価格も上がります。
なので印刷枚数を把握する事はとても大切な事になります。
⇒コピー機で【月間印刷枚数】を聞かれるのは何故?誰でもできる3つの裏技!!
トラブルが多くなってきたと感じたら
家庭用コピー機を使用していく上で、「給紙の不具合」や「ノズル部分の詰まり」など、トラブルの頻度が高くなってきたら買い替えを検討してもいいでしょう。
コピー機はインクジェットタイプとレーザータイプの2種類あります。
法人で多く使用されるレーザータイプではなく、家庭用コピー機はほとんどがインクジェットタイプです。
このインクジェットタイプで特に多いトラブルは、印刷の工程で使用するヘッド部分の消耗が原因となる「印刷の擦れや汚れ」です。
先述した通り、印刷頻度が低いほうが消耗度も低く長くコピー機を使用できる可能性が高くなります。
しかし極端に印刷頻度が低いと、前回使用した際のインクがそのまま固まっていてヘッド部分が使えなくなってしまった!ということもあります。
使用する予定がない時でも定期的にヘッドクリーニングをしたり、印刷するなどをしておくといいでしょう。
⇒コピー機のインクジェットとレーザープリンターは何が違うの?メリットとデメリットを解説
印刷頻度もそうですが、連続印刷も注意しなくていけないポイントです。
1回の印刷で100枚など大量に印刷してしまうとヘッド部分が擦れ、熱をもってしまい故障してしまう事があります。
なので少し面倒かも知れませんが一気に印刷をするのではなく、100枚印刷なら20枚×5回と小分けにして印刷するようにしましょう。
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コピー機の買い替えを余儀なくされる注意点
上記でお伝えした通り、家庭用コピー機には使用年数や印刷枚数などの設定値があります。
中には使用状況や個体差によって長年使用していても状態が良い場合もあります。
しかし、コピー機自体に問題がなくても「買い替えを余儀なくされる」問題があります。
それは【プリンターのドライバー】の問題です。
PCからの印刷はドライバーインストールが必須になります。
その場合、メーカーのホームページや付属のCD-ROMから、そのコピー機のドライバーを導入します。
このドライバーがOSに対応できなくなると使っているコピー機も使用できなくなってしまうのです。
特にMACパソコンの場合はOSバージョンアップに伴い、コピー機の印刷ができなくなってしまう事もあります。
OSが対応できなくても、適用させる方法が全くないというわけではありませんが、パソコンに詳しい方でない場合は買い替えをしたほうがいいでしょう。
⇒IPアドレスってなに?コピー機(複合機)の設定でつまずかないために
家庭用コピー機を長く使用するためにできること
家庭用コピー機の寿命が近づいてきた時の症状や、なるべく長くコピー機を使用するためにできることをご紹介します。
コピー機の寿命が近づいている時に起こる症状
家庭用コピー機(インクジェットタイプ)の寿命が近づくと起こる症状はずばり【異音】です。
出力時など動作中に音は発生するものなのでその場合は問題ありません。
しかし使用していく中で、印字の擦れや色調の不具合が出てくると共に「ガリガリ」「キュルキュル」といった異音が発生している場合はコピー機の寿命が近づいていると判断ができます。
長くコピー機を使用するためにできること
長く家庭用コピー機(インクジェットタイプ)を使用するためにはメーカー推奨のインクを使用するようにしましょう。
メーカー推奨のインクとは純正品のことです。
コピー機は本体の価格を抑えてインク代で元を取るシステムのため、社外品や互換品に比べると純正インクは価格が高くなります。
頻繫にコピー機を使用する分インク代もかさんでしまうことでしょう。
少しでも安く済ませるために社外品や互換品など安い価格のインクを使用される方も多いと思います。
とても安いものだと、現在は100円ショップなどでも購入可能なものがあります。
社外品や互換品が全て劣悪品というわけではありませんが、社外品のインクを使用することで、コピー機の寿命を短くする原因になってしまっている可能性があります。
また、純正品以外のインクを使用するとメーカー保証が受けられなくなります。
純正のインクを使用したほうがプリンターにとって一番適合しており長く使うことができます。
本体や長い目で見ることを考えると、なるべく純正品を使用することをおすすめします。
まとめ
家庭用コピー機の寿命について解説いたしましたが、いかがでしょうか?
家庭用コピー機は大きく「使用年数」「印刷枚数」「トラブルの頻度」のポイント3点を指標に買い替えのタイミングを見極めることができます。
コピー機の寿命を知ることで無駄な買い替えをせずに済み、上手に使用することで使用年数を延ばせる場合があります。
現在使っているコピー機やこれから購入を考えている方も、長く大事にコピー機を使っていけるよう対策や日頃の使い方を見直してみましょう。
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