コピー機(複合機)で異音が発生!?異音の4つの原因と対処方法を解説!!
仕事をするうえでコピー機(複合機)は必要不可欠な事務機器です。
コピー機(複合機)は精密機械になり、トラブルや故障は付き物です。
そんな中、コピー機を起動する時や印刷している時に、今までとは明らかにおかしな音が発生した事はないでしょうか?
異音は気になりだしたらどうしても原因を突き止めたくなりますよね。
ただ、どのように対処したらいいのか分からない方が大半かと思います。
そのままコピー機(複合機)利用していると故障してしまう危険があるので、早い段階で対応が必要になります。
実はコピー機(複合機)から異音がするときのセルフチェックすべきポイントは決まっています。
今回の記事はコピー機(複合機)から異音がした際の原因と対処方法を解説させていただきます。
コピー機(複合機)を利用している方や、これから導入を検討している方は是非、参考にしてみてください。
コピー機(複合機)から異音がする原因は4つ
まずはコピー機(複合機)から異音がする原因を解説させていただきます。
コピー機(複合機)は起動する時や印刷しているときは必ず作動音はしますが、いつもと明らかに違う音が発生する事があります。
この異音が発生する理由は大きく分けて4つの原因があります。
まずはコピー機(複合機)からの異音の発生源を特定していきましょう。
給紙トレイの問題
異音がする原因として最も多いのが、給紙トレイの状態です。
業務用コピー機(複合機)の給紙トレイは一般的に4段給紙トレイがあります。
その給紙トレイに印刷用紙が正しくセットされていない場合、印刷するときに正常に作動せずに異音が発生する事があります。
印刷時に「ぐしゃっ」と紙が潰れるような音がしたり、紙がコピー機内で絡まって「ががが」というような嫌な音がする場合は、紙詰まりが発生した可能性が考えられます。
⇒業務用コピー機の給紙カセットについて!給紙カセットは4段も必要??
トナーカートリッジの問題
「がりがり」などと、大きな異音が発生した場合はトナーカートリッジが原因である可能性が高いです。
トナーカートリッジの交換時に正しくセットされていないと異音が発生する場合があります。
また、トナーカートリッジを長期的に使用していない場合などは、トナー(粉状の物質)が固まってしまい、印刷時にコピー機(複合機)がトナーを混ぜる工程で混ぜることが出来ず、「がりがり」という異音が発生する場合があります。
⇒レーザーコピー機のトナーカートリッジ交換手順と注意点を解説!
設置場所の問題
コピー機(複合機)は水平で安定した場所に設置する事を前提に設計されており、各メーカーでもコピー機専用のキャスター台を発売しているぐらい重要な内容になります。
コピー機の設置場所が傾いていたり、不安定な状態な場所で印刷をすると「がたがた」という異音が発生する場合があります。
⇒大型の業務用コピー機(複合機)設置時に注意すること!3つのステップを解説!
コピー機内部の問題
コピー機(複合機)内部に異物が入り込んでいる場合は異音が発生する事があります。
紙詰まりを起こした時に、用紙の一部が破れてコピー機内部に残っている場合があります。
また、何かしらの拍子で金属片などの異物が入ってしまった場合は異音が発生してしまいます。
■お安い大型レンタルをお考えの方はこちら(業界でもびっくりな価格表)
■リースをお考えの方はこちら(メーカーに我々が直接値引き交渉ができるので安い)
■小型機のレンタルをお考えの方はこちら(1週間無料お試し)
コピー機(複合機)から異音がした時の対処方法
異音が発生する原因4つを紹介させていただきました。
コピー機(複合機)から異音がした場合、対処方法を理解しておくことで、ご自身で改善する事が可能です。
ご自身で簡単に改善できる内容であれば、保守業者をわざわざ呼ぶ必要はありません。
続いてはそれぞれの対処方法を見ていきましょう。
給紙トレイ問題の対処方法
給紙トレイが原因で異音がする時は、印刷用紙がコピー機(複合機)に正常に作動していない状態となります。
給紙トレイに印刷用紙を入れすぎたり、印刷用紙がずれていたり、湿気などの原因で紙詰まりが起き、異音が発生したと考えられます。
まずはコピー機本体の電源を落とし、問題の印刷用紙をゆっくり取り除きましょう。
この際、給紙トレイの奥の方にも紙が挟まっている可能性もあるので、紙詰まりを起こしている場所が見当たらない場合はここも確認するようにしましょう。
また、業務用コピー機(複合機)は給紙カセットが4段あり、手差しトレイやADFなどもあります。
コピー機(複合機)のどこで紙詰まりが起きているのかそれぞれ確認するようにしましょう。
ただし、無理やり紙詰まりを取り除く事は控えましょう。
コピー機(複合機)は精密機械になるので、部品を傷つけてしまったりすると故障の原因になります。
また、コピー機内部は熱を持っている箇所もあるので慎重に作業を行うようにしましょう。
⇒コピー機(複合機)の紙詰まりの原因とは?紙詰まりを起こりにくくするための対策
トナーカートリッジ問題の対処方法
トナーカートリッジが原因で異音がする場合は、トナーカートリッジの装着ミスか、トナーが固まっている状態です。
まずは、トナーカートリッジをゆっくり取り出し、水平方向へゆっくり振ってみましょう。
そうする事により、固まっているトナーを崩す事ができます。
水平方向へゆっくり振ってから、正しくトナーカートリッジをセットしましょう。
それでも改善されない場合は、トナーの固まりを崩せていない可能性があります。
その場合は新しいトナーカートリッジを装着して、改善するか確認しましょう。
コピー機(複合機)を利用している方の中には、経費削減の為に純正ではなく非純正品のトナーカートリッジを利用している方もいると思います。
当然ではありますが、非純正品のトナーカートリッジはトラブルに繋がりやすく、異音が出るケースも多いです。
⇒レーザーコピー機(複合機)のリサイクルトナーは大丈夫?純正品との違いとは何か?
設置場所問題の対処方法
コピー機(複合機)の設置場所が原因で異音がする場合は、設置場所が不安定な状況になっています。
この場合は、勾配のない安定した場所に移動させる事で解決する事が可能です。
また、自立型ではない卓上型のコピー機の場合は設置場所が水平にする事は勿論ですが、設置している台が頑丈なのか確認するようにしましょう。
コピー機を利用していく中で、徐々に机が傾いたりしてしまうと異音が発生したり、故障の原因に繋がります。
⇒業務用の大型コピー機(複合機)の設置時5大トラブルとは!?予防と対策を解説
コピー機内部問題の対処方法
コピー機内部が原因で異音がする場合は、異物が混入している可能性があります。
コピー機内の異物が起動時や印刷時に内部の部品に干渉して異音が発生しています。
この際は、コピー機(複合機)の電源を落としから、内部を確認して、紙片や異物があるときは取り除きましょう。
こちらも先ほどお伝えした通り、コピー機内部は精密部品が多いので、無理やり取り除く事は控えるようにしましょう。
■お安い大型レンタルをお考えの方はこちら(業界でもびっくりな価格表)
■リースをお考えの方はこちら(メーカーに我々が直接値引き交渉ができるので安い)
■小型機のレンタルをお考えの方はこちら(1週間無料お試し)
コピー機の異音が改善されない場合は?
コピー機(複合機)の異音の原因や、ご自身でできる対処方法を解説させていただきました。
解説させて頂いたケース以外にも、何らかの原因で異音が発生したりする事もあります。
セッティングの不備により、異音が発生している場合は今回、ご紹介した対処方法で簡単に改善することができますが、コピー機部品の摩耗や劣化によって発生する異音は自力で治すことができません。
コピー機(複合機)の耐用年数は5年で、想定印刷枚数は約300枚を想定されております。
耐用年数や想定印刷枚数を超えると、内部部品の劣化が生じ、正常に稼働しなくなる場合もあります。
コピー機(複合機)の異音が改善できない場合は無理をせず、保守業者に連絡してみましょう。
保守業者の電話指示のもと、対応したら改善する場合もあります。
電話でも改善できない場合は保守業者の判断で、訪問対応をしてくれます。
なので、異音が発生して自分で解決できそうにない場合は、なるべく早く業者に点検を依頼しましょう。
また、修理を依頼する前に、コピー機(複合機)のトラブルについてできる限り詳しく伝えるようにしましょう。
「異音はいつから発生したか」「異音が発生する前にコピー機を触ったか」「どんな動作をした時に異音が発生するか」などなど的確に伝えましょう。
その情報を伝えることによって保守業者が異音の原因を特定しやすくなり、スムーズに改善ができるはずです。
まとめ
今回の記事ではコピー機(複合機)で異音が発生する原因と対処方法をご紹介させていただきました。
コピー機からいつもとは違う音が鳴るとビックリしてしまいますが、異音の原因は単純で、自分で解決できるケースが多いです。
今回、ご紹介させていただいた対処方法を行ってみても改善されない場合は無理はせずに保守業者に連絡するようにしましょう。
異音がしている状態でコピー機(複合機)を使い続けると、トラブルや故障の原因になります。
明らかに変な音がするときは、すぐに対処するようにしましょう。
■お安い大型レンタルをお考えの方はこちら(業界でもびっくりな価格表)
■リースをお考えの方はこちら(メーカーに我々が直接値引き交渉ができるので安い)
■小型機のレンタルをお考えの方はこちら(1週間無料お試し)