コピー機(複合機)の環境性能とは?人と地球にやさしい複合機

自動車やエアコンなどで「環境性能」という言葉を聞いたことはありまうでしょうか?

省エネやSDGsに貢献するものとして様々な分野でスポットが当てられていますが、コピー機(複合機)においても注目されています。

実際にコピー機各メーカーにおいても印刷速度や画質といった単純な性能に加えて環境性能の追求は行われており、オフィスでの稼働時間が長く使用頻度が多い機器だからこそ機器選びの際の重要なポイントにもなり得ます。

今回はそんな環境性能について、

〇コピー機における環境性能

〇環境性能の高いコピー機を導入するメリット

〇環境性能の高いオススメコピー機

を解説していきます。

これからコピー機(複合機)の導入を検討している方は是非、参考にしてみてください。

 

コピー機(複合機)における環境性能とは?

環境性能とはその名の通り環境に配慮した環境にやさしい性能のことを指します。

先ほど例にあげた自動車であれば排出ガスのクリーン化やリサイクル素材の使用の事。

エアコンであれば地球温暖化を防ぐ冷媒の導入など、その現れ方は様々です。

コピー機(複合機)における環境性能としては、主に以下のようなものがあげられます。

 

消費電力

まず、エアコンなどの他の電気製品と同様に見られる環境性能として、低消費電力の実現があげられます。

オフィスで使用されるコピー機(複合機)はほとんどがレーザー方式のもので一般的には消費電力も大きいです。

環境性能に優れた近年のコピー機(複合機)であれば印刷時でも約100W、スリープモード時には約1Wといった低消費電力を実現しているものもあります。

消費電力性能を測る指標としてTEC値というものがあり、複合機の環境性能指標としても利用されています。

TEC値とは地球環境を守るための国際的な省エネ制度である「国際エネルギースタープログラム」に適合するための基準となる値で、概念的1週間(「稼働とスリープ・オフが繰り返される5日間」+「スリープ・オフの2日間」)の消費電力量(kWh)を表します。

このTEC値が低いほど消費電力量が低く、環境性能が高いコピー機であると言えます。

(各コピー機のTEC値については国際エネルギースタープログラムのホームページより確認することができます。)

⇒業務用コピー機(複合機)の消費電力や電気代はどれくらい?節電方法もご紹介!

 

環境にやさしい消耗品、素材の使用

低消費電力の実現以外に、環境にやさしいトナーの使用も環境性能の現れの1つと言えるでしょう。

より効率的な印字技術によりトナー消費量を削減することで消費電力や廃棄物を減らすほか、トナーの製造過程を改良することで排出ガスなどを減らすということも行われています。

また製造過程において環境への負荷を減らしているのはトナーだけではありません。

コピー機(複合機)のボディに使用されている素材にリサイクル素材などを用いるほか、製造過程においても有害物質削減のために鉛を使用しない、製造過程で使用する電力を再生可能エネルギー由来のものにするなどといった取り組みが行われています。

 

環境基準への適合

先ほど国際エネルギースタープログラムについて触れましたが、国内外の様々な環境基準への適合も環境性能の表れの1つと言えます。

国際エネルギースタープログラム以外には以下のような基準があげられます。

・グリーン購入法

・RoHS指令

・エコマーク

・広域認定

これらの環境基準へ適合しているかどうかも、環境性能を測る上での指標となります。

 

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環境性能の高いコピー機(複合機)を使うメリット

コピー機(複合機)における環境性能とはどういうものかについて分かったものの「環境性能の高いコピー機を導入するメリットはあるのか?」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

環境性能の高いコピー機(複合機)を導入するメリットとしては、以下の2つがあげられます。

 

省エネ性能による節電・節約効果

まず多くの方にとってメリットとなるのはその節電・節約効果ではないでしょうか?

消費電力が少ないことやトナーの消費量が少ないことは、環境にやさしいだけでなくランニングコストの観点からも優れていると言えます。

 

SDGsへの取り組み

環境性能が優れているということは、SDGsへの取り組みに繋がります

コピー機(複合機)の導入だけでSDGsへ直接的に貢献することは難しいかもしれませんが、環境に配慮したオフィス環境を構築しているということはブランディング的な観点からも有効と言えるでしょう。

 

環境性能が高いお勧めのコピー機(複合機)は?

環境性能の観点から見た際にオススメなのは、ずばりRICOH(リコー)のコピー機になります。

様々なコピー機(複合機)メーカーが環境性能に対して取り組みを行っておりますが、特にリコーが力を入れているようです。

ここではリコー複合機の取り組みの一部を紹介させていただきます。

⇒リコー複合機 環境性能 公式ページ

 

人と地球にやさしいリコー複合機

地球のためにできることを、一つひとつ。

はたらく歓び、それはしごとや暮らしを支える豊かな地球環境によって育まれるもの。
この地球GREEN POINT01を未来につないでいくために、私たちにできることがあります。
それは、サステナブルな社会の実現に役立つ環境技術とアイデアのすべてを製品づくりに投入すること。そして、それらの製品を届けることでお客様の企業活動の環境負荷削減に貢献すること。
みんなの地球を守り、すべてのはたらく人に幸せを。
リコーの新しい複合機・プリンターは、そうした願いから生まれます。

 

GREEN POINT01 脱炭素

「CO2排出量を考える」から「計画的に減らす」へ。

具体的にカーボンフットプリントを削減するために。
リコーはエコリーフ基準にのっとり製品のライフサイクル全体のCO2排出量を公開します。

 

GREEN POINT02 省資源

資源を節約するには、素材の研究が必要だ。

新規投入資源の削減を目指して、再生材など様々な素材の可能性を形にします。
また、包装材やトナーボトルも見直しています。

 

GREEN POINT03 省エネ

節電のお願いより。製品の節電する方が効率的。

トナーの定着温度を低くすると。省エネになります。
リコーは、さらに進化した低融点トナーを開発。
優れた標準消費電力量を実現します。

 

GREEN POINT04 環境配慮

環境を意識することは、これからの日常だから。

普段から自然に環境意識を高められるように、用紙削減率などえお表示するウィジェットをご用意
離れた場所から機器の電源オフもできます。

 

GREEN POINT05 その他

事業を通して、取り組みを日々続けていくために。

様々な環境基準への適合はもちろん、リコー独自のサステブル指標にもとづき製品の評価・改善を続けていきます。

 

まとめ

今回はコピー機(複合機)の環境性能について解説しました。

環境性能に優れたコピー機(複合機)を導入することは、環境へ優しいだけでなくブランディングやランニングコストの面でもメリットがあることをお分かりいただけたかと思います。

特に近年SDGsへの取り組みも求められてきているため、一度環境性能という面からもコピー機(複合機)を見てみてはいかがでしょうか?

ぜひ参考にしていただければと思います♪

 

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