ゼロコピのコピー機(複合機)では、受信したFAXデータを印刷する際に、どのトレイ(排紙口)に出力するかを自由に設定することができます。
部署ごと・業務ごとにFAXを分けて管理したい場合や、紙詰まり防止のために出力経路を変更したい場合など、運用環境に合わせたカスタマイズが可能です。
排紙トレイとは、FAX受信後に印刷された用紙が排出される場所のことです。
コピー機によっては、上段トレイ/中段トレイ/仕分けトレイなど複数の出力先を選択できるタイプもあります。
この設定を変更することで、以下のような運用ができます
◆総務宛FAXは上段トレイ、営業宛FAXは中段トレイに出力
◆重要書類用のトレイと、一般FAX用トレイを分けて管理
◆連続受信時の紙詰まりや混在を防止
①ホーム画面から[システム設定]を開く
②[ファクスデータ出力設定]または[出力設定]を選択
③[排紙トレイ設定]をタップ
④出力先のトレイを選択(例:上段/中段/下段 など)
⑤「登録」または「OK」を押して設定完了
設定後、受信FAXは選択したトレイに自動的に排出されます。
◆複数のFAXジョブを同時に処理する際は、排紙トレイの容量オーバーに注意してください。
◆仕分けフィニッシャーを搭載している場合は、仕分けモードと排紙設定の整合性を確認してください。
◆トレイ変更後に紙詰まりや排紙エラーが発生する場合は、用紙サイズ・用紙方向も合わせて確認しましょう。
FAXの排紙トレイ設定やトレイ構成の詳細は、メーカー公式サイトでも確認できます。
お使いの機種によってメニュー名称や表示位置が異なる場合がありますので、以下の公式ページもご参照ください。
⇒シャープ公式|FAXデータ出力の排紙トレイ設定を変更する方法(FAQ No.00531)
設定を変更しても出力がうまく切り替わらない場合や、排紙トレイに紙が詰まりやすいなどの症状がある場合は、ゼロコピ保守窓口までご相談ください。
専門スタッフがリモートまたは現地対応にて、機種ごとの最適設定をサポートいたします。
保守・操作に関するお問い合わせ(関東エリア):0120-944-818
保守・操作に関するお問い合わせ(関西エリア):0120-095-096
営業時間:10:00〜18:00(土日祝休)
FAXの排紙トレイ設定を変更することで、業務効率化・トラブル防止・書類管理の最適化が実現します。
部署別運用や重要書類の分離印刷を行う際には、トレイ設定を適切にカスタマイズすることで、よりスムーズなFAX運用が可能になります。
ゼロコピでは、お客様の業務環境に合わせた運用設定までサポートいたします。