業務用コピー機(複合機)の本体価格の違いは何?コピー機の価格帯別に解説!

今回は業務用コピー機(複合機)の本体価格の差についてご紹介します。

本国内でも10社以上のコピー機メーカが存在します。

そんなコピー機(複合機)は価格によって一番変わるものは何か、ご存知でしょうか?

『コピー機(複合機)は低価格でも仕事に支障はないのか?』

『高価格だと、どんな機能がついているの?』

といった疑問を解消させていただきます。

相場価格などもお伝えしますので是非、最後までお読みいただければと思います。

これからコピー機の導入を検討している方は是非、参考にしてみてください。

 

コピー機は価格によって何が違う?画質は変わる?

各コピー機メーカーによって勿論、本体価格は違いますが、同じメーカーの業務コピー機(複合機)と想定した場合で記載させていただきます。

結論から言うと、業務用コピー機(複合機)は本体価格によって「印刷速度」「搭載機能」が変わります。

「印刷速度」と「搭載機能」に関して、それぞれ解説させていただきます。

 

コピー機の印刷速度

まず、業務用コピー機(複合機)の本体価格による違いとして、一番大きく変わる点が印刷速度です。

印刷速度は業務の効率に大きく関わる部分なので、基本的に高価格になればなるほど印刷速度は上昇します。

基本的に業務用コピー機は仕様欄で連続複写速度が表記されており、分間に同じ印刷物を何枚印刷できるのかがわかるようになっています。

連続複写速度はipmやppmとしても表されることがありますが、計測方法は違うものの、どちらも分間での印刷枚数を表しています。

⇒印刷速度を簡単比較!3つの基準と2つの単位(ipm, ppm)

 

コピー機の搭載機能

次に業務用コピー機(複合機)の搭載機能の違いになります。

低価格のコピー機には必要最低限の機能しか搭載されていません。

高価格の業務用コピー機(複合機)には、スキャナーによるPDF読み込み機能や、ネットワークへの対応機能などが搭載されており、使いこなすことで業務を効率化することが可能です。

しかし、多機能であっても使いこなせなければ宝の持ち腐れになります。

自分の環境や用途に合った機能を搭載した業務用コピー機(複合機)を選ぶことが重要です。

⇒正しいコピー機選びを出来ていますか?ちょっとした知識で損しない方法!

 

※「画質」

そしてよく勘違いされがちなのが印刷の「画質」。

業務用コピー機(複合機)の画質は書き込み解像度と読み込み解像度として示されますが、実は価格によってあまり差はなく、大抵の業務用コピー機(複合機)は600×600dpiです。

この理由は、人間の目では300dpi以上の解像度を認識できないと言われているためです。

基本的には業務用のコピー機(複合機)であれば、どの価格帯のものでもキレイに印刷ができるので、画質に関しては強いこだわりがない限りは低価格のものでも問題ありません。

ただ、色の発色などに関してはメーカーごとに特色があるため、各メーカーの画質に関する表記をチェックしてみましょう。

富士フィルムビジネスイノベーション(旧:富士ゼロックス)製の業務用コピー機(複合機)は発色についての評価が高いため、画質にこだわる場合はオススメです。

⇒富士フイルムビジネスイノベーションの高機能コピー機「ApeosPro」シリーズとは?

 

ポイント

・価格によって印刷速度と付与機能が変わる

・画質は基本的には変わらない

 

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業務用コピー機の価格帯別「印刷速度」

業務用コピー機(複合機)を導入する場合は一般的にはリース契約をして導入します。

ここでは業務用コピー機(複合機)の「印刷速度」別で例をご紹介します。

◆京セラのコピー機(複合機)の金額事例
※参照サイト:https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/products/mfp/taskalfa-3554ci-2554ci/

TASKalfa7054ci 2,590,000円 70枚/分
TASKalfa6054ci 2,300,000円 60枚/分
TASKalfa5054ci 1,880,000円 50枚/分
TASKalfa4054ci 1,580,000円 40枚/分
TASKalfa3554ci 1,280,000円 35枚/分
TASKalfa2554ci 1,230,000円 25枚/分

◆リース料金(5年)で契約した場合の相場価格

リース料:4,000~8,000円 15枚/分
リース料:8,000~15,000円 20枚/分
リース料:12,000~18,000円=30枚/分
リース料:15,000~23,000円=40枚/分
リース料:18,000~25,000円=50枚/分

低価格の業務用コピー機と高価格の業務用コピー機では、かなりの差が出ることがわかります。

総額で100万以上の本体価格の差がでるので「印刷速度」は慎重に選ぶ必要があります。

月間印刷枚数が3,000枚程度であれば「分間20枚」もしくは「分間30枚」で申し分ないと思います。

月間印刷枚数が5,000枚以上であれば40枚以上の型番を選ぶといいでしょう。

月間印刷枚数が多いのに「印刷速度」を遅い機種を選んでしまうと日々の業務に支障がでてしまう可能性があるので注意しましょう。

また、印刷速度以外にもスタートボタンを押してからコピーされるまでの「ファーストコピータイム」や、電源を付けてから使用可能になるまでの「ウォームアップタイム」などもあります。

こちらは各コピー機メーカー毎に推しているポイントがあるのでホームページを確認する事をお勧めします。

⇒適正なコピー機の選び方!コピー機の印刷速度はどのくらいがおすすめ?

 

高価格のコピー機(複合機)にはどんな機能が搭載されているの?

印刷速度以外で値段によって変わる搭載機能には、幅広い用紙対応や大量に給紙できるトレイなどの業務を効率化させる機能だけでなく、普段の操作も楽になるようなさまざまな機能があります。

例えば、SHARP製の高価格帯の業務用コピー機(複合機)には人感センサーが搭載されているものがあり、コピー機本体に接近するだけでセンサーが反応して、自動的にスリープモードから復帰させることが可能です。

また、在宅ワークが増えていくなかでIOT搭載のコピー機やセキュリティ対策が優れているコピー機なども発売されております。

各コピー機メーカーで研究され、それぞれに特徴があります。

予算に余裕があるのなら、ストレスフリーな印刷を求めて導入してみるのも良いでしょう。

⇒業務用の大型コピー機市場の動向を解説!導入シェアランキングも紹介~2023年版~

 

ポイント

・大量給紙、幅広い用紙への対応

・人感センサーなどのストレスフリーな機能も搭載

 

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低価格の業務用コピー機でも問題ない?

上記で説明した通り、業務用コピー機(複合機)の本体価格によって大きく変わる部分は、特に「印刷速度」になります。

コピーやプリントアウトの仕上がりに影響する画質などはあまり変化はなくコピー機メーカーに寄って多少、変わります。

月間の印刷枚数が多いのであれば低価格の業務用コピー機はオススメできませんが、印刷頻度が低い場合は高価格でなくとも問題なく使用できます。

 

ポイント

・印刷枚数が少ないなら低価格でもOK

 

まとめ

如何でしたか?業務用コピー機(複合機)の本体価格による一番大きな違いは「印刷速度」です。

確かに高価格の業務用コピー機は高性能で印刷速度も速いですが、低価格のものでもコピー自体は問題なく行うことができます。

もし印刷枚数が少ないのであれば、低価格の業務用コピー機を使用することで節約が可能です。

今使用している業務用コピー機が自分の印刷環境に適しているか、一度見直してみるのも良いかもしれません。

業務に使用する頻度や枚数などを考慮して、自分の環境にあった価格の業務用コピー機を選びましょう。

 

補足

弊社が運営している大型コピー機レンタル「ゼロコピ」では分速25枚印刷できるコピー機を採用しております。

月間印刷枚数が5,000枚以下であればストレスなく利用できるかと思います。

5,000枚以上印刷する方でも分速36枚機などもご用意させていただいております。

「ゼロコピ」ではリース契約ではなく、契約期間の縛りがないレンタル契約で業務用コピー機(複合機)を利用する事が可能です。

特に「これから仕事を開始される方」や「卓上インクジェット機などからグレードアップしたい方」向けにサービスを展開しております。

業界最安値2,980円/月でサービスをしておりますので気になった方は是非、お問合せください。

 

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