いったい誰が作った!?コピー機(複合機)の発明者を時代とともに解説

「コピー機(複合機)はいったい誰が発明したの?」
「いまでは普通に使っているけど、コピー機はいつからあるの?」
「コピー機(複合機)の歴史を知りたい!」

上記のように、コピー機(複合機)の発明者や歴史に対して、ふと疑問をいだきませんか?

とくにコピー機はわたしたちの日常であたりまえな存在であるため、発明者や歴史を知る機会なんてほとんどありません。

コピー機(複合機)をより身近な存在にするためにも、うまれた背景を知っておけばよりコピー機への親近感がわきますよ~!

そして、会社やまわりの方たちにマメ知識として自慢できるかもしれません。笑

今回はそんなコピー機(複合機)の発明者や、うまれた時代背景をメインに紹介していきます!

是非最後まで読んでもらい、コピー機(複合機)についてひとつでも多くの知識を吸収していただければと思います。

 

コピー機を発明した人は?

コピー機を発明した人は「ジェームズ・ワット」と呼ばれるイギリス人発明家、機械技術者です。

1780 年以前には手紙や絵のコピーを作る手段はありませんでした。

コピーをする唯一つの方法は接続された複数のペンを使用するもので、ジェームズ・ワットは実験をして、この方法を改善を試みました。

ジェームズ・ワットは多くの実験をして、 インクの成分を決めたり、薄い紙の選択をし、 特別な薄い紙を湿らせる方法を考案し、 正確な圧力を適用すればインクが移行する適切なプレスの製造をしました。

この工程の特許を取ったジェームズ・ワットは別の共同事業を形成し、ボウルトン (資金の提供者)、ジェームス・キア (James Keir, 事業のマネージャー) と手を組み、ジェームズ・ワット会社 (James Watt and Co.) と呼ばれる組織にしました。

発明を完成するには、他の人が日常的に使用できるように、もっと多くの開発が必要でした。

それから多くの開発が進み、20 世紀に至るまで広く事務所でコピー機が使用されるようになりました。

日本ではジェームズ・ワットの名を聞いたことのない人がほとんどだと思いますが、ジェームズ・ワットはコピー機以外にも様々な発明をしてきました。

蒸気機関の改良を行い、世界に飛躍的な発展を遂げた蒸気タービンへと進化させた人物でもあります。

蒸気タービンは原子力発電所や火力発電所で電力をつくりだすためにはなくてはならない機械で、わたしたちが今、電力をふつうに使用できるのもジェームズ・ワットの技術があったからこそと言えるのです。

 

ジェームズ・ワットのプロフィール

1736年 スコットランド・グリノックに生まれる

1754-1755年 ロンドンで機械製造の技術を学ぶ

1757年 グラスゴー大学の器具製作者の職に就く

1763年 ニューコメン機関(エンジン)の修理をきっかけに、蒸気機関に関心を持つ

1765年 シリンダーと復水器を分離させる分離凝縮器の開発に取りかかる

1775年 共同事業としての「ボールトン・アンド・ワット商会」を設立

1776年 分離凝縮器を用いた蒸気機関の開発に成功

1781年 ピストンの上下運動を回転運動に変える技術で特許を取得

1800年 事業から引退 自宅にて石油ランプの改良や、蒸気式絞り器の開発などを楽しむ

1819年 ハンズワースの自宅で死去

⇒ジェームズ・ワットの詳細はこちら

 

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コピー機(複合機)の起源

コピー機の起源は「複写機」です。

いまは「コピー機」や「複合機」とは呼びますが、複写機とは呼びませんね。

違いはコピー以外の機能を使用できるかどうかです。

たとえば、FAXやスキャンプリンター機能はコピー機(複合機)はありますが、複写機にはありません。

前述のとおり、複写機はジェームズ・ワットによって発明されました。

ジェームズ・ワットはインクが裏までにじみやすい薄っぺらい紙を利用して、この紙の上にあらたな紙をかさねて押し込むことによって、本文をうつしだしたのです。

上記技術はさらなる進歩を遂げ、20世紀まで数多くのユーザーに活用されてきました。

⇒コピー機の複合機とプリンターの違とは?それぞれのメリットとデメリットを解説

 

ジアゾ式複写機の誕生

1951年、ドイツが「ジアゾ式複写機」を開発し「青焼き複写機」と呼ばれ国民に広く利用されます。

ジアゾは有機化合物の分類の一つで、青い紙を使用して紫外線照射により感光させることから「青焼き」と呼ばれました。

ジアゾ式複写機は昭和30年前半に普及タイプの青焼きマシンが本格的に商品化され爆発的に導入されました。

①コストが安い(コピー単価・マシン価格)
②等倍精度が良い
③設置面積が少ない
④改ざんができない

がアゾ式複写機の主な特徴で、いろんなシーンで多くの人々に普及されました。

ジアゾ式複写機には、現像液を使用した「湿式」・アンモニア液を使用した「乾式」・過熱を利用した「熱式」の3タイプに分けられ、いずれの方式でも同じ感光過程を行います。

デメリットは、厚い紙面をコピーできない、感光紙は光が行き届かない袋の中にかならず保管しなければならない、複写後も光があたる場所を避け保管する必要がある点などがあげられます。

⇒RICOHジアゾ複写機とは

 

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PPC複写機の誕生

現在使用されている複合機のもとになっている複写機が「PPC複写機」です。

1938年、アメリカのチェスター・カールソンが「ゼログラフィ」と呼ばれる電気のみで画像を印刷する技術を構築したことからはじまりました。

ジアゾ式複写機が青焼きと呼ばれるのに対して、PPC複写機は「白焼き」複写機と呼ばれ、1959年にはアメリカで世界初の事務用コピー機が誕生しました。

いまでも広く知られている「ゼロックス」は当時誕生したコピー機の商品名であり、現在主流となったオフィス用コピー機の起源となっています。

PPC複写機のメリットは厚い紙面もコピーできる、複写物は光に当てても経年変化が少ない、複写したときに縮小や拡大ができるなどがあります。

一方、PPC複写機のデメリットは機種の値段が高いことです。現在の価格で数百~数千万円するのが一般的であり、一般ユーザーには手が届かない複写機となります。

そのため、大企業が業務効率化を目的として購入するケースが多かったようです。

以上のように、高価であるもの、機能性はジアゾ式複写機よりも格段に良かったため、時代の変化で複写機はジアゾ式複写機からPPC複写機へとうつっていきました。

⇒富士ゼロックスは【富士フイルムビジネスイノベーション】へ。社名変更の理由とは?

 

複合機の誕生

現在主流の「複合機」は1980年後半から登場しています。

普段なにごともなく使用しているスキャナやカラーコピー、FAXなども続々と複写機に搭載され、複合機へと姿を変えていきました。

最近では、セキュリティ強化を目的とした「認証機能」やネットワークを利用した「クラウド機能」など、複合機の機能はさらなる進化を遂げ、わたしたちの仕事の助けとなっているのです。

日本国内でも10社以上のコピー機(複合機)にメーカが存在します。

価格、印刷品質、機能面、メンテナンス体制、オプションなどメーカーによって推しているポイントなど様々です。

⇒業務用コピー機(複合機)メーカー別シェアランキング~2023年版~

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はコピー機(複合機)の発明者と誕生秘話について解説しました。

日常使い慣れた複合機も実はいろんな背景があったのです。

この複合機の背景を知る人はほぼいないはずですので、是非まわりの人に自慢してみると株も上がるかもしれませんね。

ジェームズ・ワットが発明したコピー機は今でもどんどん進化をし続けております。

日本国内でも10社以上のコピー機(複合機)にメーカがあるなかで自分にとってのコピー機選びが重要になります。

それぞれのコピー機メーカーの特徴や推しているポイントを理解する事が大切です。

ただ、すべてのコピー機を理解する事はとても大変です。

これからコピー機(複合機)の導入を検討している方は、まずはいろんな業者に問い合わせをして見積をもらいましょう。

見積は1社に絞らずにいろいろな会社から取得する事によって自分にとってのコピー機が見えてくるはずです。

見積取得も大変かもしれないですが、業務用コピー機(複合機)は高額な商品になります。

今回の記事で少しでも参考にしていただければと思います。

 

補足

コピー機 リース代 カウンター代

大型コピー機レンタル「ゼロコピ」サービスでは、一都三件(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、大阪府全域、一部関西エリア限定で業務用コピー機(複合機)のレンタルサービスを行っております。

業務用コピー機(複合機)の導入ではリース契約が一般的で、レンタル契約は珍しいサービスとなります。

ゼロコピではリース契約で懸念されている、契約期間の縛りをなくしました

また、お客様にあわせて4つのプランを作り、これからビジネスを始める方向けに月額2,980円を実現しました。

サービスエリアはまだ狭いですが、保守・メンテナンスを迅速に対応できるように設計しております。

コピー機(複合機)の導入を検討している方はまずは気軽にお問合せください。

 

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