コピー機の導入は、なぜリース契約？？リース契約と買取りはどっちが良い？

業務用の大型コピー機(複合機)は大抵のオフィスで導入されています。

コピー機(複合機)の導入はリース契約で利用されていることが一般的です。

これに対して「なぜリース契約なの？」「コピー機の買取りは駄目なの？」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか？

そこで当記事ではコピー機(複合機)のリース契約と買取りのそれぞれのメリット・デメリットを徹底比較。

比較した上で、「リース契約と買取りのどちらが良いのか？」という疑問にもお答えする内容となっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

これからコピー機(複合機)の導入を検討している方は是非参、考にしてみてください。

リース契約のメリット・デメリット
買取りのメリット・デメリット
結局コピー機はリース契約と買取りのどちらが良いの？
まとめ
補足

リース契約のメリット・デメリット

それでは早速、コピー機(複合機)を導入する際のリース契約の場合のメリットとデメリットを以下にご紹介します。

メリットとデメリットを理解する事で、自分にとっての選択をしていただければと思います。

メリット①：初期投資を抑えられる

リース契約の最大のメリットとしてあげられるのが「初期投資を抑えられる」ということです。

コピー機(複合機)はオフィスを開設するタイミングで導入されることも多く、その際にはオフィス開設の準備費用によって企業の出費が多くなることも珍しくありません。

そして業務用の大型コピー機(複合機)は製品によっては100万円以上することもある高価なビジネス機器です。

そのため、毎月決まった本体金額を支払って利用できるリース契約によって初期投資を抑えるというのは非常に大きなメリットと言えるのです。

メリット②：会計処理が容易

企業で資産を購入した際には、減価償却を行う必要があります。

この減価償却の計算は資産によって非常に複雑であり、会計処理が企業にとって大きな負担となってしまうケースも多いです。

しかし、リース契約の場合のコピー機(複合機)の所有権はリース会社になるので、毎月リース会社に支払う金額は経費計上ができます。

経費に関しては下記の記事に細かく記載しておりますので気になる方はご覧ください。

⇒コピー機は経費計上できるのか？導入方法による経費の勘定科目と仕訳方法をご紹介

メリット③：保守やメンテナンスが容易

コピー機(複合機)でリース契約を利用する場合、保守やメンテナンスも一緒に保守会社と契約するのが一般的です。

そのため何かコピー機(複合機)にトラブルやエラーがあった際には、保守会社から迅速にサポートを受けられます。

コピー機(複合機)は毎日利用されるオフィス機器ですので、サポートが迅速に受けられるのは非常に大きなメリットですね。

保守契約はリース契約とは別の契約になります。

リース契約を進めていく際に保守契約の話も必ず出てくるので確認するようにしましょう・

⇒コピー機(複合機)導入時の保守契約の内容を把握していますか？3つの保守契約を解説

デメリット①：中途解約ができない

コピー機(複合機)のリースは一般的に5〜7年の長期契約を結びます。

そして原則的にこの期間中に解約することはできません。

もし、やむを得ない事情で解約をする場合でも、残り期間のリース料金の支払いが必要となります。

そのため、利用期間中をしっかりと見極めて利用をしないと大きな損をしてしまう可能性があるのです。

⇒リース契約中にコピー機(複合機)を入れ替える必要はある？リプレイスするメリットとデメリット

デメリット②：総額費用が高くなる

これまでご説明したように、リース契約は毎月決まった料金を支払う契約形態ですが、この料金は単にコピー機本体の金額を分割したものではありません。

リース契約する際はリース会社に支払う利息が含まれるため、支払う総額は買取よりも高くなります。

また、リース会社や販売店によってリース会社に支払う料率は変わるので必ず確認するようにしましょう。

当たり前の事ですが、5年リースより7年リースの方が毎月の支払いが少なくなります。

しかし、支払総額を比べると7年リースのほうが高くなります。

このリース会社への支払い総額は見積書には基本的に記載されておりません。

しっかり計算をしたうえで、落とし穴がないか確認しましょう。

⇒コピー機(複合機)をリース契約した場合の料率とは？リース契約に潜む謎を解説！

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買取りのメリット・デメリット

続いてコピー機(複合機)の買取りのメリットとデメリットを以下にご紹介します。

メリット①：総額費用が安い

コピー機(複合機)の買取りの最大のメリットとしてあげられるのが「総額費用が安い」ということです。

リース契約で毎月支払う料金は利息が含まれるのに対して、買取りで支払う料金は本体代のみです。

そのため、リース契約と比較して支払う総額が安いというのがメリットとして挙げられます。

メリット②：所有権が自分にある

コピー機(複合機)本体の所有権が自分にあるというのも買取りのメリットの一つです。

そのため、転売や廃棄などを自由に行うことができます。

一方リース契約の場合は所有権がリース会社にあるため、契約終了後はリース会社に返却しなければなりません。

コピー機(複合機)を返却する際の実費でリース会社に返す必要があります。

所有権が自分にあるのは買取りの大きなメリットと言えるでしょう。

メリット③：期間に縛られず使い続けられる

買取りは所有権が自分にあるため、期間に縛られることなく使い続けられます。

使いづらいと感じれば3年以内に廃棄しても良いですし、特に問題なければ5年以上利用しても全く問題ありません。

気に入った製品であればできる限り長く続けたいものですので、この点もリース契約には無いメリットとして挙げられますね。

デメリット①：初期費用がかかる

買取りであれば、当然の事ですが購入時にコピー機本体の費用を支払う必要があります。

上述したようにコピー機(複合機)は製品によっては100万円以上しますので、初期費用が非常に大きいオフィス機器です。

そのため経済的に余裕がある企業でないと、コピー機(複合機)の買取りは難しいでしょう。

デメリット②：会計処理の手間が多い

コピー機(複合機)を購入した際には減価償却を行う必要が生じます。

そして毎月支払う料金を経費計上すれば良いリース契約と比較して、買取りの場合はその計上が複雑です。

そのため、会計処理の手間が多くなるのは、コピー機(複合機)の買取りにおけるデメリットとして考えられます。

結局コピー機はリース契約と買取りのどちらが良いの？

コピー機(複合機)のリースと買取りのそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。

それでは「結局コピー機のリースと買取りのどちらが良いの？」という疑問のお答えしましょう。

結論から申し上げると大抵の場合はリース契約の方が良いです。

上述したように支払い総額の部分だけを比較すると買取りの方がリースの方が安いです。

リース契約の料率は5年リースで1.9％が相場となります。

仮に80万円のコピー機(複合機)を5年リースで組むと毎月の支払いが15,200円になります。
※計算式：800,000円×1.9％＝15,200円

15,200円を60ヶ月支払っていくと、総額912,000円になります。

一括で買取りした場合より112,000円が高く支払う事になります。

この金額を会社として、どう判断するかがポイントになります。

もちろん、本体価格もリース料率も販売店の提案で変動があるので注意して確認するようにしましょう。

⇒大型の業務用コピー機(複合機)にリース契約が多い理由とは？リース契約のメリットをご紹介

まとめ

当記事では業務用の大型コピー機(複合機)のリース契約と買取りのメリット・デメリットをご紹介し、どちらが良いのかということまでご紹介しました。

現在、コピー機(複合機)の導入を検討されている企業の参考になれば幸いです。

ポイントはコピー機(複合機)の支払総額が変わる事です。

リース契約にした場合、どれくらい変動があるのか予め確認しておきましょう。

先ほども伝えましたが、コピー機(複合機)の見積書の中には買取価格とリース価格は記載されていますが、リース契約した場合の支払い総額金額の記載はありません。

相場より料率が高い場合もあります。

それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで、判断していただければと思います。。

補足

弊社の大型コピー機レンタル【ゼロコピ】サービスではレンタル契約を主にご案内しております。

当記事ではレンタル契約に関してご紹介できませんでしたが、下記の記事をご参考にしていただければと思います。

⇒リース契約が当たり前！？コピー機を「レンタル契約」にするべきポイント4つを紹介

また、レンタル契約の他に買取りやリース契約も全国対応で行っております。

コピー機のプロがお客様にとって最適のプランをご提案させていただきます。

これからコピー機(複合機)の導入を検討している方がいれば是非、お問合せください。